飼育器具・飼育用品
このカテゴリーでは、アクアリウムや爬虫類飼育で使用する飼育器具・飼育用品を紹介します。各種飼育用品を使う前に知っておきたい知識や、製品ごとに差が付きやすいポイントを紹介した上で飼育用品の選び方を解説したり、飼育用品を実際に使った上でレビューしたりしています。
また、市販品の紹介だけでなく、飼育用品を改造したり自分で作ったりする「自作・DIY」にかなり積極的に取り組んでいるので、こちらもぜひ参考にしてください。
水槽・飼育ケージ
アクアリウムや爬虫類の飼育用品選びは、まず水槽や飼育ケージを選ぶところからスタートするのが普通です。使用する飼育容器の大きさによって、必要になるろ過フィルターやライトの性能が変わってくるため、最初に水槽・飼育ケージの大きさを決めておいたほうが楽だからです。
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アクアリウム水槽(熱帯魚・金魚・水草)のおすすめと選び方
2022/10/30
ネイチャーアクアリウムのような美しい水草水槽や、熱帯魚・亀・金魚等の飼育に必要な水槽を購入する時のポイントをまとめました。サイズ・設置場所・素材・デザイン・品質・メーカーなど多岐にわたる要点やおすすめの水槽を紹介します。
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アクアリウムにおすすめの60cm水槽人気ランキング!100超の水槽から選抜
2020/8/16
アクアリウム水槽の定番・60cm水槽について、アクア用品の価格比較・スペック検索サイト「RIUM」のデータに基づきレビュー件数から人気ランキングを作成・紹介します。ワイドタイプやブラックシリコンなど部門別の人気水槽も紹介します。
アクアリウム用の水槽には大きさに規格があり、メーカーの垣根を超えてサイズが統一されています。このおかげで水槽のサイズがいくつかのパターンに絞られるので、ライトやヒーターなど関連する飼育用品が選びやすくなっています。また、爬虫類用の飼育ケージもアクアリウム用水槽と規格が概ね共通しています。
従って、まずは水槽の規格を紹介している「水槽の選び方」のページを読んでみてください。また、代表的な水槽サイズである「60cm水槽」についておすすめの製品をランキング形式で紹介しているページもぜひ参考にしてください。
水槽台
水槽は意外と重く、ガラス製の場合60cm水槽でも15kg程度の重さがあります。これに満水になるまで水を張ると約70kg、さらにレイアウト用に石を入れたりすると100kgを超えることも少なくありません。
これだけの重さを支えることは通常の家具では困難なため、水槽を設置する場合は専用の「水槽台」を使用します。メタルラックなどに水槽を設置していて重さに耐えきれずに台が崩壊して水槽が落下、部屋中が水浸しになるという大惨事も多く報告されているので、水槽は必ず水槽台に設置しましょう。
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水槽台の選び方・おすすめ製品!デザインの種類と強度計算法
2021/3/22
水を入れた水槽はとても重くなるため、水槽を支える水槽台や床には十分な強度(耐荷重)が必要です。また、デザインや機能性、サイズも重要です。アクアリウムを安全に楽しむために大切な水槽台の選び方と、おすすめ製品を紹介します。
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アクアリウムの定番・60cm水槽用の水槽台人気ランキング!
2021/3/22
アクアリウムに利用する水槽としては定番サイズの60cm水槽に対応する水槽台について、アクア用品の価格比較・スペック検索サイト「RIUM」のデータに基づき人気ランキングを紹介します。観賞スタイルやデザイン別のおすすめも紹介します。
ろ過フィルター
アクアリウムの水質管理の要になるのがろ過フィルターです。主に物理濾過・生物濾過・化学濾過という3つの方法によって水槽の水質を生き物が棲めるレベルに保ってくれますが、その中でも特に重要なのは、汚れを分解する性質を持つバクテリアを利用する生物濾過です。水槽を長期間安定して維持するためには、ろ過フィルターにバクテリアを上手く定着させ、しっかりと生物濾過を機能させるのが重要です。
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アクアリウム 爬虫類飼育 水槽用ろ過フィルター ろ過・水質管理
水槽用ろ過フィルターの選び方と外部・底面など種類別おすすめ製品
2020/7/24 濾過 ろ過の原理・仕組みと利用方法
熱帯魚、金魚、亀等を飼育するアクアリウムで必要になる水槽用のろ過装置を解説します。外部フィルター、底面フィルター等のろ過フィルター別の長所・短所・適合水槽や、ろ過の原理、ろ過フィルターの種類、ろ材についてもまとめます。
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水槽用ろ材まとめ!種類・選び方やろ過フィルターとの相性
2020/8/16 濾過 ろ過の原理・仕組みと利用方法
ろ過フィルターを使用する上で欠かせないろ材について解説します。セラミックろ材、スポンジろ材、バイオボール、活性炭、ウールマットなど、物理ろ過・生物ろ過・吸着ろ過のそれぞれに適した濾材やメンテナンス方法を紹介しています。
ろ過フィルターを選ぶ際は、まずろ過フィルターにはどんな種類があり、それぞれにどのような特徴があって、どんな水槽と相性が良いかを知る必要があります。そのため、まず「水槽用ろ過フィルターの選び方」のページを読んで基礎知識を身に着けてくださいね。
また、ろ過の仕組みや使いどころについては、「ろ過の原理・仕組みと利用方法」という連載で詳しくまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
ライト・照明器具
生き物を育てるときはライト・照明器具にも気を配る必要があります。飼育されている生き物は、明るい時間と暗い時間が周期的に訪れることから時間の経過を感じ取り、概日リズムと呼ばれる約24時間周期で変動する生理現象のコントロールを行っています。明るさが不規則に変化するような飼育環境では、この概日リズムが崩れ生体は調子を落としてしまいます。
また、植物の場合はライトの光を利用して光合成を行います。光合成は植物が生きていくために必要なエネルギーを生成する非常に重要な活動なので、水草水槽や苔テラリウムなど、植物を育成する環境では必ずライトを使用しましょう。
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アクアリウム水槽用ライト・照明(蛍光灯・メタハラ・LED)の選び方とおすすめ!熱帯魚・水草への効果も解説
2022/10/30
アクアリウムで使用する水槽用のライト・照明を適切に選ぶ方法を解説します。色温度や波長など光に関する知識や、生体・水草などアクアリウムの目的別にどのようなライトが適しているか、蛍光灯・メタルハライドランプ・LEDそれぞれの特徴などをまとめます。
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クリップライトで吊り下げ照明を自作!水槽周りをお洒落に!
2020/6/21 自作・DIY
小型水草水槽を立ち上げる際に一番高価になりそうだった照明を安く抑えるため、クリップライトを改造して吊り下げ照明を自作しました。照明自作に使用するステンレスパイプやワイヤーなどの道具と、自作の作業手順を紹介しています。
ヒーター
アクアリウムや爬虫類の飼育に限らず、生き物を飼育するときは温度の管理が非常に重要です。特に、外国産の生き物の場合は日本とは異なる温度環境で暮らしているため、冬場はヒーターを使って十分に暖かくしてやる必要があります。
ヒーターには主にアクアリウムで使用される水中用のものと、爬虫類を始めとする小動物の飼育で利用される陸上用のものがあります。AquaTurtliumではどちらのヒーターも紹介しているので、ぜひそれぞれのページを読んで見てください。水棲亀のように水陸両方の環境を必要とする生き物を飼育する場合は、必ず水中用と陸上用の両方のヒーターを使用して、快適な環境を用意してあげてください。
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熱帯魚水槽のヒーター・サーモスタットの選び方とおすすめ
2020/7/5 保温・加温
アクアリウムで冬場に水槽水温を維持するため、ヒーターやサーモスタットを使用し水を加熱する際の注意点や、オススメの商品も紹介します。ヒーター・サーモスタットは正しく使わないと事故に繋がるので、安全上の注意点も紹介します。
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爬虫類飼育 ライト・照明器具 ヒーター・保温ランプ 温度管理
亀やトカゲ(爬虫類)飼育用ライト・ヒーターの使い方!バスキングに紫外線灯・メタハラなどを活用する方法
爬虫類の飼育では、適切な温度と照明(光)の環境を用意することが重要ですが、考慮すべきことが多く複雑で初心者には難しいです。ここでは、爬虫類飼育での適切な温度・照明の環境のセットアップ法を、どんな飼育用品をどう使うのか、という実践的な観点から解説します。
クーラー・冷却ファン
温度管理で必要になる飼育用品はヒーターだけではありません。温度を下げるクーラーも、同じくらい重要な道具です。
日本の夏は湿度が高い上に、都市部ではヒートアイランド現象などの影響もあり簡単に35℃を超えてしまします。もともと気温が高い地域に住んでいる生き物であっても、日本の夏になんの対策もなく適応できる生き物はほとんどいないため、クーラーや冷却ファンを利用して水槽や飼育ケージの中が熱くなりすぎないように気を配ってやる必要があります。
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水槽の水温を下げる!水槽用クーラー・冷却ファン等の選び方・特徴
2020/7/8 冷却
水槽用のクーラー、冷却ファン、エアコン等で夏に水槽を冷却し水温を下げる方法を紹介します。水槽を冷やす理由からクーラーやファンの原理・使い方・おすすめ商品まで、アクアリウムの天敵・高水温への対処法を分かりやすくまとめます。
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水槽用冷却ファン&逆サーモのおすすめ製品・選び方・使い方
2020/5/9 冷却
アクアリウムの夏を乗り切るための、水槽用冷却ファンと逆サーモスタットの選び方を紹介します。水槽用ファンはテトラのCF-60 NEW、逆サーモはGEXのFE-101がおすすめです。設定温度など使用時のポイントも紹介します。
エサ・サプリメント
エサやサプリメントは、最も日常的に使う飼育用品であり、生体に与える影響も大きいです。数多くのエサが市販されていますが、生き物を飼育するときはその生き物がどんな栄養素を必要としており、市販の餌にはどんな成分が含まれているのか、一度は勉強しておきましょう。
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亀のエサの種類とおすすめ!あげ方や食べない時の対処も解説
2020/8/24 亀(カメ目)
亀の飼育で重要な亀のエサについてまとめます。爬虫類に必要な栄養素とバランス、配合飼料・生き餌・乾燥餌などのエサの種類、与えてはいけないエサ、エサの与え方等を解説します。亀以外にトカゲ・ヤモリ・ヘビ等の飼育にも役立ちます。
水質調整・検査用品
水質は目に見えないため、上手く水槽を管理できているつもりでも、全然うまく行っていないこともありえます。そのため、水質を検査したり、意図した水質になるように調整したりする飼育用品が存在します。例えば、「テトラテスト 6 in 1 試験紙」のような水質検査薬、水槽用活性炭「ブラックホール」のような水質調整用品などが存在します。
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精度は?使い方は?テトラ テスト 6 in 1 試験紙を解説!
アクアリウムでの熱帯魚やエビの飼育に重要な水質検査薬「テトラ テスト 6 in 1 試験紙」で検査できる水質項目、精度、使いどころ、使い方、使用感等を詳細にレビューします。多数の水質項目を一度に測定できる便利な商品です。
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活性炭「ブラックホール」の効果と使い方ー熱帯魚や金魚の水を綺麗に!
アクアリウム用の超高性能活性炭「ブラックホール」を解説します。活性炭は流木のアク等の水の黄ばみや、重金属など生体に有害となる物質を吸着します。ブラックホールが吸着・無害化出来る物質や交換時期の目安、使い方等をまとめます。
底砂・底床材
水槽や飼育ケージの底部には、底砂や底床材を敷くことが多いです。底砂には水槽・飼育ケージ内の見栄えを良くする効果もありますが、アクアリウムであればろ過バクテリアの住処や水草が根を張り栄養を吸収する場所になり、爬虫類飼育であれば保湿、保温、消臭などの役割も担います。
底砂の種類によってその水槽でできることや見た目が大きく変わるため、底砂・底床材についてよく知り目的に応じた種類を選べるようになりましょう。
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アクアリウム水槽の底砂・底床まとめ-ソイルから大磯砂まで網羅!
2020/7/24 底砂
アクアリウムで使われる底砂・底床は多くの種類があり、それぞれが様々な効果を持っています。ソイルや砂利、セラミック系底床などアクアリウム用底砂の種類ごとに特徴や長所・短所をまとめ、どんな水槽にどんな底砂が適しているかを解説します。