図鑑
このカテゴリーでは、熱帯魚・観賞魚、爬虫類、水草等の、水槽で飼育される動植物について、飼い方や繁殖方法、種類の見分け方などの知識を個々の種類(あるいは属などもう少し大きなグループ)ごとに紹介します。
熱帯魚・観賞魚
アクアリウムで飼育される熱帯魚・観賞魚は数千種は存在していると言われています。古くから人間に飼育されてきた金魚のような種類もいますが、比較的最近発見されたもののその美しさからアクアリウムで広く飼育されるようになったミクロラスボラ・ハナビのような魚も存在し、その数はまだまだ増えていると言って良いでしょう。
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カージナルテトラの育て方:定番熱帯魚の飼育・繁殖・混泳法
2022/10/30 カージナルテトラ
カージナルテトラは、アクアリウムで飼育される熱帯魚の中でも特に人気がある種類です。赤と青の鮮やかな体色は水草水槽に良く映え、飼育も簡単で初心者にもおすすめできます。カージナルテトラの飼育、繁殖や、かかりやすい病気、おすすめの混泳魚などを紹介します。
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コリドラス・パンダの飼育・繁殖・生態-小型で柄が可愛い底棲熱帯魚
2020/7/2 コリドラス・パンダ
アクアリウムで人気の熱帯魚「コリドラス」の中でも、小型で可愛らしい姿とパンダのような模様から人気の高いコリドラス・パンダを紹介します。コリドラス・パンダは南米・ペルー原産のナマズの仲間で、水槽の底砂を掃除してくれる熱帯魚として活躍します。
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オトシンクルスの種類・飼育・繁殖:混泳◎のコケ取り熱帯魚
2020/8/24 コケ オトシンクルス(ヒポプトポマ亜科)
オトシンクルスは、アクアリウムで人気の高い小型~中型のナマズの仲間です。吸盤状の口で水草や水槽のガラス面に張り付き、コケ(藻類)を食べるため、水槽を掃除するコケ取り生体として飼育されることも多いです。ヴィッタータスやマクロスピルスなど多くの種類が存在します。
メダカブームに代表されるように品種改良も盛んです。熱帯魚・観賞魚を飼育する際は、ぜひ繁殖まで視野に入れて楽しんでみましょう。
エビなどの甲殻類
アクアリウムでは、魚だけでなくエビなどの甲殻類が飼育されることも多いです。カニの仲間のように魚を食べることがあり混泳が難しい種類もいますが、エビの仲間の多くは水槽で熱帯魚と混泳させることができるため、水槽に変化をつけるアクセントとして飼育されることも多いです。
また、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビのように、水槽に生えて美観を損ねるコケ(藻類)を食べ水槽をきれいな状態に保ってくれる「コケ取り生体」の役目を果たす種類が多いのも甲殻類の特徴です。ちょこちょことした動きで魚とは違う魅力のあるエビやその仲間を、ぜひ水槽に迎え入れてみてください。
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最強のコケ取り生体・ヤマトヌマエビの飼育・繁殖・混泳法
ヤマトヌマエビは、水草水槽等のアクアリウムで水景の美しさを損ねるコケ(藻類)を食べて除去するために重宝されるエビの一種で、水槽の掃除役として世界中で人気です。本種の飼育方法・育て方や繁殖、相性の良い混泳魚等を紹介します。
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ミナミヌマエビの特徴と飼い方-繁殖が容易なアクアリウムの人気者
2020/7/4 ミナミヌマエビ
アクアリウムで飼育されるミナミヌマエビの分類・特徴・分布・飼育・繁殖・保全状況等を解説します。ミナミヌマエビは日本固有亜種ですが中国南部原産のシナヌマエビとよく混同されます。一生を淡水で過ごす陸封型のため繁殖が容易です。
エビの仲間は魚に比べると水質の変化に敏感な傾向にあり、急に水質が変化すると思わぬダメージを受ける場合があります。水槽に導入する際には、「水合わせ」を丁寧に行うようにしましょう。
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生体導入!熱帯魚やエビの水合わせ&トリートメントの方法
熱帯魚やエビの水槽への導入を安全・慎重に行うための鍵になる「水合わせ」と「トリートメント」について解説します。水合わせは環境の変化で生体にダメージを与えないために、トリートメントは病気の蔓延を防ぐために、とても重要です。
爬虫類
当サイト「AquaTurtlium」の主役であるニホンイシガメを始めとし、爬虫類の仲間は独特の姿形や生体から、ペットとして飼育するのが非常に面白い生き物です。ペットとして比較的馴染みのある亀を始めとし、ドラゴンを彷彿とさせるカッコよさが魅力のトカゲ、鳴かない・場所を取らない・手間がかからないとペットとして実はかなり優秀なヘビなど、爬虫類にはさまざまな種類が存在します。
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キボシイシガメの飼育・繁殖・特徴まとめ!甲羅に星が輝く美しい亀
アメリカ原産の小型水棲亀「キボシイシガメ」の分類・特徴・分布・飼育・繁殖・保全状況等を解説します。最大でも甲長12cm程度で日本の気候にも適応できる飼いやすい亀です。甲羅に入る黄色のスポットが美しく多くの愛好家がいます。
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カミツキガメはなぜ駆除される?外来種問題やワニガメとの違い
2020/7/24 カミツキガメ属
カミツキガメは、甲長約50cm、全長約100cm近くまで成長する大型の亀で、陸上では特に攻撃的です。また、特定外来生物に指定されており日本では輸入・販売・飼育等が禁止されています。近縁種にワニガメが存在しますが、実はワニガメより噛む力は弱いです。
近年はペットとしても徐々に普及し始めており、飼育者の数も増えています。一方で、カミツキガメなどが野生化して問題になるなど、飼育者のリテラシー向上も求められている分野であるため、よく勉強してから飼い始めるようにしましょう。
水草・コケ
アクアリウムの主役は熱帯魚と思われがちですが、水草をレイアウトして水中の景観(水景)を作り出す水草水槽も人気があります。水草水槽で育てられる水草の種類は熱帯魚ほど多くはないものの、それでも数百種類は存在すると言われています。
水草は種類によってその姿形に大きな差があり、水槽の前面に植えて空間の広がりを感じさせる背の低い「前景草」、水槽の後部に密集させるように植えて立体感を出す「後景草」、流木や石に活着させて自然館を増す苔やシダの仲間など、活かし方も様々です。ぜひ水草の種類をよく知り、美しいレイアウト水槽を作る役に立ててください。
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国産美種「サムライモス」の育て方!ポイントはCO2の添加
2020/7/5 CO2 サムライモス(シマフクロハイゴケ)
日本原産のモスであるサムライモスの育て方を紹介します。サムライモスは南米ウィローモスのような綺麗な三角葉を展開する小型のモスで、水槽の水草レイアウトでも存在感を出せます。二酸化炭素(CO2)を添加すると育成しやすいです。