もう結構前のことになるんですが、紫外線灯として使っていたZooMed レプティサン 5.0 UVB 26Wを割ってしまいました…。今時々記事を書いていますが、小型水槽の立ち上げの時に照明のテストをしようと思ってレプティサンを灯具から外したら…。パキッ………!!! と嫌な音がしたんです…。
冷汗をかきながらレプティサンを良く見ると…。
やっちまったなぁぁぁあああーーー!!!
見事に割れています。そんなに力が掛かったわけではないんですが、常時紫外線に当たっているわけですし脆くなりやすいのかも知れません。とりあえずこれでレプティサンはお陀仏です。もう2度と光を灯してくれることはありませんでした。
今までありがとうレプティサン…。
そんなわけで次の紫外線ライト買わないとなーと思ってどの商品にしようか調べていたんです。まあ一度調べに調べて下の記事を書き、納得した上でレプティサンにしたので必要ないかなとも思いましたが、念には念をということでもう一度調べてみました。
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健康維持に欠かせない!爬虫類の日光浴&バスキングの秘密
亀やトカゲ等の爬虫類を飼育する際には、日光浴・バスキングをさせる必要があります。太陽光を可視光・紫外線・赤外線に分類し、それぞれの役割を考えることでバスキングの仕組みを解説します。また飼育用品や環境の作り方も紹介します。
そしたら気になるデータを見つけてしまったんです…。
上の過去記事には既に追記という形で修正を加えましたが、今まではレプティサンがスパイラル蛍光管タイプの紫外線ライトの中では最も紫外線照射量が多いというデータを参考にしてきました。しかし今回新しく、スパイラル蛍光管タイプのレプティサンは紫外線照射量が低く、VivariaのレプロUVBランプやEXO TERRAのレプティグローの方が紫外線照射量が高いという計測結果を発見しました。
参考各社UVB蛍光灯の測定データ|結果 Oh! Life|1.023world
これは今まで参考にしていたデータと全然一致しません。困りました…。
UVBは実際に照射されているかどうかを確認するのが難しいので,どうしても良い商品を見極めるのが難しいですね。どれを飼うべきか非常に迷ってしまいます。とりあえず今回は新しい紫外線ライトは購入せずにたまに太陽光で日光浴させることにしました。せっかく夏になるんだし太陽光を活用しない手はないよね! ていうか去年はそうしてたし!お金もかからないしね!
ちなみに上の爬虫類の日光浴・バスキングについて解説している記事は、新規描き直ししたため以下の記事が最新版になります。こちらの方が圧倒的に情報が充実しているので、紫外線と爬虫類の関係やバスキングの仕組みに興味がある方はこちらを読んで下さいね。
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爬虫類と光/温度-バスキング・紫外線ライトと亀/トカゲの生理機能
亀・トカゲ・ヘビ・ヤモリ等の爬虫類の飼育では、紫外線照射のような光の管理と、赤外線ヒーター等による温度管理が重要ですが、理屈が難しく理解していない飼育者が多いです。爬虫類飼育で重要な光・温度管理の方法を詳細に解説します。
ということで、今回はここまで。みなさんは紫外線ライトは何を使っていますか? 是非ご意見をお聞かせ下さい。
2014/09/04 追記
Vivariaの生産元であるトリオコーポレーションは2012年10月31日に事業停止してしまったようです。つまり倒産ってことのようですね。爬虫類飼育に関する様々な商品を提供して下さっていた企業だったので非常に残念です。おそらくレプロUVBランプも現在出回っている商品限りで入手不可能になるんじゃないかと思います。そうなるとレプティグローは明るさが足りないし、結局レプティサンが無難なのかな…。
2014/10/15 追記
太陽光での日光浴を主体にしていましたが、やはり室内外だと頻繁に強制日光浴をさせるのは大変なのと、気温が下がるにつれて飼育者のタイミングで日光浴をさせるのも亀の体調管理の面などから不安があるため、紫外線ライトを購入しました。
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カメの健康は紫外線から!新しい紫外線ライトを購入!
亀の飼育では紫外線の照射が重要な役割を果たします。屋内飼育では紫外線ライトを使用しますが、今回その紫外線ライトとしてポゴナクラブのビバリウムグロー パワーUVBを購入しました。その他に購入したアクアリウム用品の紹介も行います。
購入したのは上の記事でも紹介している「ビバリウムグロー」という紫外線灯です。スパイラルタイプではなく性能面で安定している直管型を選びました。使用感は満足のいくもので、なかなか良い買い物をしたと思っています!