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エキゾテラ ライトドームをレビュー!長所・短所や類似製品との比較

エキゾテラ ライトドーム徹底レビュー

こんにちは!水棲カメが好きでニホンイシガメを飼っている、K-ki(K-ki@AquaTurtlium)です。

爬虫類を飼っていると、紫外線ライト、可視光ライト、バスキングライト、ヒーターなど、水槽・飼育ケージを明るくしたり暖かくしたりするために、ライトやヒーターを使用する場合が非常に多いです。

こういったライト・ヒーターを使用するためには、電球を取り付けるための「灯具」が必要になりますが、今回はこの灯具の中でも、K-kiが使用しているエキゾテラの「ライトドーム」について紹介します。

また、爬虫類飼育で使用する灯具・ライトソケット類について各メーカーの製品を簡単に比較するので、ライトドームに興味があるけどこの灯具で良いのかわからない、という人も、ぜひ読んでみてくださいね!

エキゾテラ ライトドームとは

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このページで紹介するライトドームは、両生類・爬虫類用品の世界的なメーカーである「エキゾテラ」が販売している灯具です。基本的には紫外線ライトや可視光ライトなど、ライトを装着することを前提とした商品ですが、この灯具が採用している「E26」という口金に適合する器具であれば、(シェードの中に収まって消費電力が適合すれば)セラミックヒーターなども装着できます。

販売価格はショップによりますが、概ね3000円強くらいの値段で販売されていることが多いようです。

仕様・特徴

ライトドームの仕様は、大まかに以下のようにまとめることができます。

ライトドームの仕様

  • 定格消費電力とシェードの大きさが違う3サイズ展開
  • シェードの裏側に反射板を搭載
  • E26口金採用
  • マットな質感の黒色に塗装されたシンプルなデザイン

爬虫類用品に詳しい人はわかると思いますが、仕様的には極端な特徴はない、普通のライトソケットです。強いて言えば、類似商品はツルツルピカピカの塗装のものが多い中で、マットな仕上げになっているこの商品は、デザイン的に他の商品よりもカッコいいとK-kiは思ってます。

ラインナップ

上述の通り、ライトドームは消費電力・大きさ別に3つのサイズで展開されています。この項目では、サイズ違いの3つそれぞれについて、簡単に紹介します。

ライトドーム 18cm

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ライトドーム 18cmのスペック
定格消費電力 150W
対応器具 白熱球:110V 150W以下
水銀灯:110V 125W以下
UV球:100V 26W以下
サイズ 直径17.7cm×高さ19.0cm

ライトドーム18cmは、ライトドームシリーズの中で消費電力・サイズともに最も大きい製品です。名前の通り大きさは直径約18cmで、高さは20cm弱あり、設置してみると結構な存在感があります。ちなみに、K-kiが使用しているのはこの製品です。

ライトドームシリーズは3サイズで展開されていますが、サイズが変わっても値段はほとんど変わらないので、定格消費電力が大きいこの18cmタイプが個人的には一番コストパフォーマンスに優れていると思います。なお、UV球の場合は定格消費電力が26Wになっているので注意してください。

ただし、消費電力が大きいことで灯具自体のサイズも大きくなっているので、場所を取る点には注意が必要です。

ライトドーム 14cm

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ライトドーム 14cmのスペック
定格消費電力 75W
対応器具 白熱球:110V 75W以下
UV球:100V 26W以下
サイズ 直径13.8cm×高さ16.9cm

ライトドーム14cmは、18cmタイプよりも一回り小さいコンパクトな灯具です。小さいのは便利だとは思いますが、消費電力が75Wとかなり微妙なラインです。この手の灯具には、爬虫類飼育用の水銀灯を装着したい場合が多いと思いますが、水銀灯の中で一番小型なものでも消費電力は80Wくらいなので、基本的に水銀灯は使えないと思ったほうが良さそうです。

コンパクトではあるものの、どんなライトを装着して使うのかよく考えて購入しないと失敗してしまいそうなので注意してください。

ライトドーム ナノ

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ライトドーム ナノのスペック
定格消費電力 25W
対応器具 白熱球:110V 25W以下
サイズ 直径10.1cm×高さ12.5cm

ライトドーム ナノは、14cmタイプよりもさらにコンパクトになった商品です。14cm/18cmタイプはライトスタンドに吊り下げて使用する前提の商品でしたが、こちらは飼育ケージ上部の金属製メッシュに直置きするタイプの灯具です。使用方法のみならず、デザイン的にも14cm/18cmタイプとはかなり差があります(K-ki的にはあんまり好きじゃないです…。)。

飼育ケージに直置きするという使い方の都合上、ケージの上部が金属製メッシュでないと使用できません。また、この灯具で使用できる消費電力25W以下の白熱球は種類があまり多くないため、活躍するシチュエーションは限られそうです。それでも、極小のシェード付き灯具という点で他の製品とは十分に差別化されていると思います。

用途・使い所

この灯具の用途は、最初にも紹介したとおり爬虫類飼育で使用するライトやヒーターを設置することです。爬虫類飼育で使用する灯具には、以下のようなシェードのついていないクリップスタンドタイプもあり、こういったタイプのほうがライトドームよりも安いです。

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ライトドームを使用するメリットは、シェードがついているために光の飼育ケージ外への拡散を防げることです。そのため、紫外線ライトが発するUVBを効率的に生体に浴びせられたり、飼育者が眩しくなかったりという効果が得られます。

水銀灯などの明るいライトを使用する場合はこのライトドームのようなシェード付き灯具を採用し、セラミックヒーターのような光を出さないヒーターや、夜行性爬虫類用の薄暗い光を発するライトを使用する場合はクリップスタンドを採用するのがおすすめです。

適合するライトスタンド

ライトドーム ナノを除くライトドーム 14cm/18cmは、ライトスタンドに設置して吊り下げて使用するのが基本です。たまに飼育ケージの上に直置きしている人を見かけますが、取扱説明書で「火災・破損の原因となる」として明確に禁止されているので、やめたほうが良いです。

そこでライトドームを設置するためのライトスタンドが必要になりますが、エキゾテラから専用のスタンドが販売されているので、特にこだわりがなければこちらを使用するのが良いでしょう。

このライトスタンドは、エキゾテラの爬虫類用飼育ケージ「グラステラリウム」や「レプテリアケージ」の底面に差し込めるように作られていて、これらの飼育ケージを使用している人には特におすすめです。高さを53~89cmの範囲で調節できるので、使い勝手も良いと思います。

もう少しデザインにもこだわりたい人は、アクアリウム用のライトスタンドも候補に入れてみるとよいかと思います。必ずしもデザインが良いわけではないですが、選択肢が広がるので気にいるものに遭遇できる確率は上がります。例えば、以下のライトスタンドとは割とシンプルでかっこいいなーと思います。

ちなみに、K-kiはどうしても気に入るものがなかったんで、中国から取り寄せたライトスタンドを多少改造して使っています。

中国製ライトスタンドとワイヤーで作る水槽用照明システム
中国製ライトスタンド+ワイヤーで作る水槽用照明システム

中国から個人輸入したアクアリウム用のライトスタンドをレビューします。日本製品にはないデザインでおしゃれですが、多少使いにくいため改造します。ガラスを傷つけないDIY、ライトを吊り下げる高さの調節を可能にするDIYを紹介します。

こちらのページで紹介しているので、よければ参考にしてください。

類似商品との比較

ここまではライトドームについて詳しく紹介してきましたが、爬虫類用の灯具にはライトドーム以外にも色々な製品があります。次は、ライトドームとライトドーム以外の灯具を比較していきましょう。

ズーメッド ランプソケットシリーズ

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ズーメッドジャパン
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まず紹介するのはズーメッドのランプソケットシリーズです。シェードが浅い鉢のような形をしたタイプ、ライトドームと同様の深いドーム状のタイプ、2個の灯具が連結されたダブルドーム型など、ライトドーム以上にバリエーションが豊富です。

ズーメッド ランプソケットシリーズの長所

  • 商品のバリエーションが豊富
  • 定格消費電力が160Wや250Wのタイプがあり多くのライトを装着可能
  • 反射板付きのライトシェードで効率的なライト照射を実現

ズーメッド ランプソケットシリーズの短所

  • ツルツルピカピカのデザインがイマイチ

K-ki的には定格消費電力160Wの「ドーム型」タイプが使い勝手が良さそうでおすすめです。この灯具なら、パワーサンの160Wタイプも使用でき、日本で流通するほとんどの水銀灯を装着できます(まあ、パワーサンもズーメッド製品なので当然といえば当然なんですが…。)。

デザインが個人的に好きになれなかったので使用していませんが、そこが気にならないなら正直言ってライトドームよりもおすすめです。

ビバリア 太陽NEO ランプシェード

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ビバリア
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次に、ビバリアの「太陽NEO ランプシェード」です。こちらの灯具は、照射部にメッシュカバーがついており安全性に配慮した作りになっています。

太陽NEO ランプシェードの長所

  • メッシュカバー付きで生体の火傷を防止

太陽NEO ランプシェードの短所

  • 定格消費電力が100Wと小さい
  • シェード付きだが反射加工はされていない模様
  • スペックに対して割高

メッシュカバー付きでやけどの防止になるのは良いですが、この手の灯具はライトスタンドに吊り下げて使用するのが前提なので、飼育水槽にフタがついていればそもそも生体が火傷をするリスクは少ないはずです。そして、こういったメッシュ素材であっても多少UVBは減衰してしまうので、飼育ケージのフタと2重で照射を妨げるのはあまり好ましくありません。

そもそも、定格消費電力100Wでシェードには反射板がないというスペックの割に値段があまり安くないので、K-kiとしては使う気にはなりません。

カミハタ ヴォルテス

次に紹介するのは、アクアリウムメーカーのカミハタが販売しているヴォルテスです。爬虫類飼育用途ではあまり使用されませんが、アクアリウムでは小型水槽の照明用などで割と広く使われています。ただ、アクアリウム用のライトは最近はほとんどLEDなので、一時に比べるとかなり使用率は下がっている印象です。

カミハタ ヴォルテスの長所

  • 軽量で扱いやすい
  • クリップ付きのため設置しやすい
  • 反射板付きのライトシェードで効率的なライト照射を実現

カミハタ ヴォルテスの短所

  • 定格消費電力が30Wと小さく使用器具が限られる

ここでわざわざアクアリウム用品のヴォルテスを紹介したのは、軽くて扱いやすく、クリップがついていて設置が楽だからです。それ以外の面では、爬虫類飼育用の灯具としてはあまり良い選択肢とは言えません。定格消費電力が小さすぎて、電球型蛍光灯の紫外線ライトくらいしか使用できないからです。

裏を返せば、電球型蛍光灯の紫外線ライトを手軽に使用したいなら、ヴォルテスは割と良い選択肢と思います。ただし、電球型蛍光灯の紫外線ライトは扱いが結構難しいので、それも踏まえると積極的におすすめするほどではありません。

エキゾテラ ライトドームの開封と設置

ここからは、K-ki(K-ki@AquaTurtlium)が実際にライトドームを購入して、水槽に設置した様子を紹介します。いつものようにネットでポチッと購入し、1日くらいでご到着。

エキゾテラ ライトドーム 18cmを購入

届きました。

開封したエキゾテラ ライトドーム 18cm

開封するとこんな感じです。実は爬虫類飼育専用のこういうドーム型の灯具って初めて買ったんですが、だいぶごついですね。アクアリウム用の灯具と比べると消費電力が全然違うせいで、構造的にもかなり頑丈でどっしりした作りになっています。

ZOOMED パワーサンUV 100W

今回購入したライトドームには、こちらのZOOMED パワーサンUV 100Wを装着して使用します。パワーサンUVは、爬虫類飼育専用の水銀灯としてかなり良い商品だとK-kiは思っています。詳しく知りたい方は、以下のページを読んでみてください。

ZOOMEDの爬虫類用紫外線ライト(水銀灯) パワーサンUVを徹底分析
ZOOMEDの爬虫類用紫外線ライト・パワーサンUVを徹底分析

カメやトカゲなど爬虫類を飼育する際は紫外線ライトが欠かせません。紫外線ライトの中でも水銀灯に分類されるZooMedのパワーサンUVについて、ラインナップや適合する灯具を始め、競合製品との性能\比較や使い方などを徹底的に解説します。

しばらくの間は、こちらのページのようなライトのセットアップで、ライトドームとカミハタのヴォルテスの2つの灯具を併用していたんですが、思いの外このライトドームが気に入り、水槽の景観に統一感を出す目的もあってヴォルテスを新しく買い足したライトドームで置き換えました。最終的に、以下のような感じの水槽になっています。

なかなか良い感じの水槽になったかなと思います!

ちなみに、置き換えた方のライトドームには、可視光を補うためにボルクスジャパンの「Grassy LeDio RX122 Fresh」というスポット型LEDを取り付けました。LEDなので光は直進するため、本当はライトシェードは必要ないんですが、完全に見た目の統一感を出すためだけにライトドームに取り付けています。

Grassy Ledio RX122 Fresh(グラッシーレディオ RX122 フレッシュ)
水槽用LEDライト「グラッシーレディオ RX122」レビュー!

ボルクスジャパンのアクアリウム用LEDライト「グラッシーレディオ RX122」シリーズについて、水草水槽用モデルであるフレッシュを中心にレビューします。高光量・高演色性でスペクトル分布にも優れ、爬虫類飼育にもおすすめできます。

Grassy LeDioについてはこちらのページで紹介しているので、よければ読んでみてくださいね!

エキゾテラ ライトドームの良いところ

ここまででライトドームについて一通り紹介してきているので、なんとなくその長所・短所は理解してもらえたと思いますが、おさらいがてら良いところ・悪いところをまとめておきます。まずは良いところから見ていきましょう。

反射板付きライトシェード

ライトドームの良いところとして、まずは反射板付きのライトシェードを挙げておきます。水銀灯など明るいライトを取り付ける場合は、シェードなしでは眩しすぎて飼い主がストレスに感じることもあると思います。また、シェードの裏に反射板を取り付けることでライトの照射効率を高めているのも長所と言えるでしょう。

マットブラックのシンプルデザイン

こちらはK-kiの主観が大きいかもしれませんが、類似商品との比較の項目で紹介した他の商品よりも、デザイン面では優れていると思います。

ビバリアのランプシェードとかは銀色の塗装が安っぽいし、ズーメッドのランプソケットは黒なのはいいけどツルツルピカピカで正直かっこ悪いです。その点、ライトドームのマットブラックな質感は、安っぽさがなくある程度落ち着いた雰囲気で他の灯具よりもカッコいいと思います。

エキゾテラ ライトドームの悪いところ

もちろん良いところだけでなく、悪いところも知っておく必要があります。次はライトドームの悪いところをまとめていきましょう。

絶妙に使いづらい定格消費電力

ラインナップの項目でも少し触れましたが、ライトドームには3種類のタイプがありますが、どれも絶妙に消費電力が使いづらいです。

まずライトドーム ナノですが、小型で飼育ケージに直置き可能なのは良いものの、定格消費電力25Wと使用可能な商品がかなり限定されます。実質は、同じエキゾテラ製品の「サングロー ナノ」や「ヒートグロー ナノ」くらいしか使えません。

次に14cmタイプは、75Wという定格消費電力のせいで水銀灯が使えません。この手の灯具に一番取り付けたいのは水銀灯だと思うので、あと5Wだけ頑張って水銀灯にも対応してほしかったですね。

18cmタイプは定格消費電力150Wで、大抵のライトを装着できるため他のタイプと比べるとかなり使い勝手がいいです。値段差もほぼ無いので、購入するとしたら18cmタイプでしょう。欲を言えば、30WのUV球とか160Wの水銀灯とかにも対応してほしかったですが、そこまで望むのはちょっとわがままな気もします。

ライトスタンドが必須

こちらはライトドームに限った話ではないので短所に挙げるのは少し違うかもしれませんが、知っておくべきことなのであえて書いておきます。

ナノ以外のライトドームは、ライトスタンドに吊り下げて使用する前提の商品です。水槽・飼育ケージに直置きはできないため、別途ライトスタンドを購入する必要がある点には注意してください。

エキゾテラ ライトドームのレビューまとめ

今回は、エキゾテラの爬虫類飼育用灯具・ライトドームシリーズについて、他のメーカーの類似商品についての比較等も交えながら詳しくレビューしてみました。いいところも悪いところもある灯具ですが、メイン水槽で2個使用しているところからもわかるとおり、なんだかんだK-ki(K-ki@AquaTurtlium)はこの灯具が気に入っています。

この灯具には、目的に応じて白熱電球、水銀灯、電球型蛍光灯など様々な種類のライトを装着して使用できますが、その中でも水銀灯を使用したい場合には、ズーメッドのパワーサンUVがおすすめです。

また、爬虫類飼育の照明や保温について総合的な情報が欲しい人は、ぜひこちらのページを読んでみてください。


K-ki

個人的に爬虫類用の灯具は、見栄えを気にするならライトドーム、スペック重視ならズーメッドのランプソケットを推します。ライトドームは14cmモデルと近いコンセプトで80Wの水銀灯に対応したモデルが出ないですかね?とても惜しい感じがします…。

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K-ki

K8ki・けーきはK-kiのシノニム。 AquaTurtlium(アクアタートリウム)を運営しています。 生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。 好きなことはとことん追求するタイプ。

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