甲羅の白化、軟化、欠け…感染症が疑われるカメの闘病始まる

呼吸器感染症に感染したニホンイシガメ

今回の記事は全体的に暗いです。しかし自分自身への戒めとして、そして同じような症状に悩まされている飼育者の方のちょっとした参考にでもなれば、と思い記事を書くことにしました。

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ウチのイシガメの甲羅にツヤがなく、バスキングで甲羅が渇いた時などに白っぽくなっているのは以前から少し気になっていました。最初は仔亀だからまだ成体のようなツヤは出ないんじゃないかとか、ちょっとした脱皮不全なんじゃないかと考えていました。

しかし成長してもなかなか状態は良くならず、今年の3月ごろにはイシガメ2匹ともを一度動物病院に連れて行ってみました。その時の診断は「特に問題はないと思う」ということだったのでちょっと安心していたんですが…。

病気が発覚するまでの経緯

8月の中旬ごろに一匹をみると、何やら甲羅の様子がおかしい。そいつは2匹のイシガメのうち小さい方で、マルとか次郎と呼んでいるのですが、甲羅が椎甲板に少し盛り上がった部分があったんです。その部分がちょっととれそうになっていたんです。

最初は石か何かで削れて甲羅がなめらかになるんだろうと思ってたいして気にしなかったんですが、どんな感じになっているんだろうと思い触ってみると…。柔らかい…。他の部分もよく触ってみるとその周囲が全体的に柔らかいことがわかりました。

亀の甲羅が柔らかくなっている状態が良い状態なわけがなく、焦りながらもとりあえず柔らかくなって変色している部分を取り除いた状態がトップの写真です。左前脚付近の黒くなっている部分の甲羅が柔らかくなってしまっていました。

これはやばいと思ってもう一匹の状態も確認しましたが、こちらはそこまでひどくはない様子。甲羅に柔らかくなっている部分はないですし、マルのように乾燥しても甲羅全体が真っ白という感じでもありません。一応撮っておいたもう一匹、シカクとか太郎と呼んでいる方の写真がコレです。

甲羅の状態が悪いニホンイシガメ

写真の色味でいまいちわかりづらいかもしれませんが、マルよりは甲羅の状態が良いです。

再度動物病院で診察を受けることに…

甲羅が柔らかくなってしまったマルは心配で仕方ないので翌日動物病院へ。3月に連れて行ったところとは別の動物病院です。予約の電話を入れ病院に向かい受付を済ませて先生に診断していただくと、予想以上に厳しい表情に焦る…。

「全体的に甲羅の状態がかなり悪いです」

「風邪のような感染症の可能性が高いです」

「甲長・体重を測ったところ口から泡を吹き糞は下痢になっています」

「今は元気なようですがいつ容体が急変してもおかしくはありません」

予想していた以上の状況にかなりショックを受けました…。3月は問題ないと言われていたのに、この違い。やはりどんな先生でも爬虫類を正確に診察してくれるわけではなく、獣医師によって明確に差があるのだと思います。亀などの爬虫類・エキゾチックアニマルに対して適切な診察や治療をできる獣医さんは限られているということを実感しました。

診察によると、感染症の原因は主に日光浴不足とのことでした。以前紫外線灯が割れてから太陽光でのバスキングに切り替えていましたが、頻度が足りなかったようです。

今までにもカメの病気ではないかと疑ったことはあるのですが、その時はありえるならシェルロットという病気だと思い、甲羅の消毒をしたりしていました。全くもって検討違いですね。今回の病気の原因は、感染症を想定していなかった、強いては病気に対しての私の知識不足も大きいでしょう…。

この日は結局、診察してもらって薬として抗菌剤と消化管機能改善剤を出していただきました。参考までに料金は初診料+薬代で4000円強でした。相場よりはやや高いようですがしっかりした先生に診てもらえたので満足です。ここを見ている方でもし亀に気になる症状がある場合、なるべく動物病院へ連れていくことをお勧めします。飼育歴の浅い人間ではやはり対処しきれない部分もあると思います。

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自分の知識不足を実感

今回の病気が分かってからネットで亀の病気について調べていたのですが、ちょっと調べただけで知らないことがたくさんあることが分かりました。それなりに飼育知識があると思いこんでいた自分が情けないです。

例えば亀の甲羅にコケが生えているのは日光浴不足などの疑いがあり、決して良い状態ではないということも知りませんでした。コケが生えていると日光浴しても紫外線を吸収しにくいということも知りました。これを知っていただけでも今回の病気は防げたかもしれないのに、私は甲羅に生えているコケは大して問題ないと思い込んでいたのです。飼育者としての未熟さがただただ悲しいです。

今後の闘病と記録

しかしウチの亀のためにも、悲しんでいるだけでなくもっと知識をつけなければならないとも思います。これからウチのイシガメの感染症との闘病が始まるわけですが、長い闘いになってもじっくり完治を目指して頑張っていきます。

亀の病気
亀の病気に関連する記事のまとめです。病気の判別法・治療法・亀の闘病記録など、飼育している亀が病気になった時や、病気になったかも?という時に役立つ記事をまとめています。亀の調子が悪い時は動物病院に連れていくことも考えましょう。
闘病の様子をこちらのカテゴリにまとめていっています。亀の病気に悩んでいる方がこのブログを見てくれた時に、少しでも役に立てばという気持ちで記事にしています。
カメの水カビ病のすべて!原因・症状とイソジンでの治療法
亀の病気の中でも発症しやすい水カビ病の概要・原因・症状・治療法などを画像・写真を交えて紹介します。水カビ病は皮膚だけでなく甲羅にも発生しますがどちらもイソジンきず薬を薄めて塗る治療法が効果的です。日光浴も効果があります。
ただ、今回の病気について全てが分かっているわけでなく、試行錯誤的な部分も多くあります。例えば呼吸器感染症と診断されはしたものの、Twitterを通じて甲羅の水カビ病ではないか、との指摘もあったので、水カビ病としての対処も行ったりもしています。このブログに書いてあることが常に正しいとは、くれぐれも思わないようにして下さいね。あくまでも一つの参考情報です。

コメント

  1. うーちゃん より:

    こんにちは。
    ウチのイシガメ赤ちゃんと同じ状況で、検索して引っ掛かり参考にさせた頂きました。
    甲羅が軟化し、剥がれ、甲羅と甲羅の間に隙間もあり、白カビが生えてきて、困っていました。
    イソジンで頑張って治療したいと思います。
    甲羅の隙間は大丈夫なんでしょうか?そこにもイソジンしても大丈夫なんでしょうか?
    また教えて頂けたら幸いです。

    • K-ki より:

      うーちゃんさん、コメントありがとうございます。

      はっきり言って上記の状態ではイソジンでの治療で治る見込みはほぼありません。イソジンが効くのは本当に初期の症状だけです。
      早急に動物病院に連れて行かないと死を待つだけです。動物病院に連れて行ったからと言って助かることが保証されるわけではありませんが…。

      この記事で紹介した亀は結局死んでしまいました。
      同じ水槽で飼育していた亀も後に同様の症状を発症し、現在治療中です。動物病院の費用は馬鹿になりませんが、他に方法がないのも事実です。まずは動物病院に連れて行ってあげることをおすすめします。

  2. […] く動物病院へ連れていくことをお勧めします。飼育歴の浅い人間ではやはり対処しきれない部分もあると思います。 引用元-甲羅の白化、軟化、欠け…感染症が疑われるカメの闘病始まる […]

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