• 最終更新日:2015/10/06 約5分

水槽維持の基本!濾過の種類と原理のまとめ!亀にも効果あり

ろ過の仕組み
Filtration Sign / Stacina

これからアクアリウムを始めようという方にとって濾過というものはよく分からないものだと思います。 また、今までカメを飼っていて毎日水換えをしていたけど,濾過を使えばもっと楽に飼えるの??とと考えている人でも、濾過の意味が良くわからずハードルが高いと感じている場合は多いと思います。

そんな方たちに向けて濾過の原理を分かりやすく、それでいて詳しく解説していきたいと思います。濾過の原理を理解していないと、ろ過フィルターを使っていてトラブルが起きても原因や対処法が分かりません。アクアリウムを始める前にぜひ理解しておいてほしいと思います!

また亀を飼っている方にとっても、適切に濾過を導入すれば水換え頻度を下げられ、カメと魚を混泳させる事のできる可能性も生まれ、そして何よりカメを常にきれいな水の中で飼育してあげることができるなど、濾過は必ず役に立つものになります。ぜひ原理だけでも知っておいて欲しいです!

そんな濾過をについての私の考えを、今回の記事から複数記事にまたがってまとめていこうと思います。今のところまとめる内容として予定しているのは

  • 濾過のメリット・デメリットとはなんだろうか
  • 濾過にはどんな種類のものがあるのか
  • 濾過はどのような仕組みになっているのか
  • どのように濾過を使うと有効活用できるのか
  • 濾過装置・方式にはどのようなものがあるのか
  • カメに合った濾過とはどんなものだろうか

大体こんな感じです!。ほかにも書いた方がいいことがあれば私の分かる範囲でまとめますのでコメントにでもどうぞ(^^) また私とは違う考えの方はどんどん指摘してください!。私が間違っていることも多分に考えられるので^^;

スポンサーリンク

第1回の今日は濾過の種類についてまとめてみたいと思います。ですがその前に濾過のメリットデメリットについて軽く触れておきます。

濾過のメリット

  • 換水頻度を減らせる
  • 環境を整えれば魚などのカメよりも水質に敏感な生き物も飼える
  • 換水直前でも極端に水が汚くならない(水質面・観賞面ともに)

濾過のデメリット

  • 初期投資が必要
  • フィルター(濾過器)のためのスペースがどこかに必要
  • ほとんどの場合問題ないが,フィルターの作動音などが気になる場合がある

大雑把に上げるとこんな感じでしょうか。私は基本的には予算やスペースなどの飼育者側の問題が解決できるのであれば、生体にとって濾過はあるに越したことはないと考えています。

Ads by LiveBurst

濾過の種類

濾過はその原理から大きく3つにわけることができます。

物理濾過

ウールマットや粗めパッドなどの物理濾過の模式図

物理濾過はその名の通り、水の汚れを物理的に取り去るものです。ここで言う濾過で除去したい主な物質はアンモニアなんですが、そのアンモニアが発生する前に取り除いてしまおうという考え方に基づいています。具体的には,ウールマットや粗目パッドに水を通すことで、比較的大きなゴミやカメの糞などを濾すような役割を指します

淡水では粘性の問題からあまり使われることはありませんが、プロテインスキマーと呼ばれる装置も有効な物理濾過装置です。

一般的なアクアリウムで飼育される魚などに比べて多くの餌を要求するカメは,当然その糞や食べカスの量も多くなります。物理濾過を有効に使い、水が汚染される前に少しでも多くの汚れを取り除くことが,カメ飼育に濾過を導入する上での一つのポイントになると思います。

化学濾過(吸着濾過)

活性炭などの化学濾過の模式図

化学濾過は吸着濾過と呼ばれることもあり、小さな有機物を吸着する濾過を指します。活性炭などの吸着材を水槽内に入れることで、水中のゴミを吸着材に吸着させキレイにしようという考え方です。吸着材は濾過に役立つだけでなく、水の白濁や流木のアクによる色付き等も取り除くことができます。

ただし問題点として、ほとんどの吸着材が比較的短期間(2~3ヶ月)しか効果がないため生じるメンテナンスの手間やコストが挙げられます。

生物濾過

バクテリアによる生物濾過の模式図

アクアリウムにおいて生物濾過とは、一般的に、生体の排泄物や食べ残しの餌などから発生する毒性の高いアンモニア、および亜硝酸塩を無害化することを指します。さらに詳しくいえば、濾過バクテリアの働きを利用して有毒な物質を無毒化または毒性の低い物質に分解するということです。

そのためにバクテリアの住処となる場所(濾材)を水槽の水が通る場所に入れ、そこにバクテリアを定着させる必要があります。つまりバクテリアが濾材に定着するまでは生物濾過の効果は得られないということです。

生物濾過は少し複雑なので、こんな感じでざっくり説明されてもよくわからないと思いますし、そもそも私も十分な説明ができていません。

次の記事

にて、生物濾過についてバクテリアの働きも交えてもう少し詳しく説明します!

スポンサーリンク

Comment

  1. えなみん より:

    こんにちは(^o^)
    私もだいぶ前にゼニガメ飼育してましたが、越冬に失敗して☆になってしまいました。
    亀って丈夫そうに見えて結構繊細な生き物なので、濾過装置に関しては最終的には生物濾過100%で運用するのが、おそらく一番カメにとっても楽チンかと思います。
    分かりやすい図解で、勉強になりました!

  2. K8ki より:

    えなみんさん

    コメントありがとうございます^^

    冬場の管理が一番難しいですもんね
    カメ自身は丈夫だと思いますが(当然種類にもよります),意外なところで繊細だったりもしますからね
    生物濾過をメインにしながら物理濾過にも重点を置いて,メンテナンスの手間を減らそうというのが私の考えです

    図を書くのは結構めんどくさかったので褒めてもらえるとうれしいです^^*

コメントを残す

Ads by LiveBurst

  • MONTHLY
  • CATEGORY
  • DAILY
  • NEW

著者:K-ki
K8ki・けーきはK-kiのシノニム。
AquaTurtlium(アクアタートリウム)を運営しています。

生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。
好きなことはとことん追求するタイプ。

→もっと見る