私が管理している水槽はこれまで90cm水槽と30cmストック水槽の2本でしたが、最近30cmストック水槽関連の記事を全く書いてません。実は30cm水槽は4月の引越しの際に実家においてきちゃったんです。なので30cmストック水槽は今後もあんまりこのブログに登場することはないかも…。
タグ30cm水槽
そんなわけで管理してる水槽が1つになってしまいました。90cm水槽で十分といえば十分なんですが、メインは亀だから水草とかはあんまりできないしレイアウトにも制限がある…。
というわけで、今回もう一つ水槽を立ち上げることにしました。なんだかんだサブタンクが一つあると便利ですしね。ただし設置場所・費用・手間などの点であまり大きな水槽はおけません。部屋にあるラックに乗る程度の大きさ・重さでないと厳しいです。そんな感じで色々と制約はありますが、頑張って立ち上げていきます!
連載「小型水草水槽の作り方」
- 小型水草水槽の立ち上げ!水槽の選び方とセッティング方法を解説!
- 小型水槽におすすめ!外掛け式フィルター改造で濾過能力向上
- 水草水槽には欠かせない!発酵式でCO2を添加する方法
- 小型水草水槽の立ち上げ!購入する水草の種類を決める方法
- 小型水草水槽の立ち上げ!設置場所からろ過までコレで完璧!
この水槽立ち上げの様子は今回から複数回に渡り記事としてまとめていきます。関連する記事は「小型水草水槽立ち上げ記録」というタグで上のページでまとめて見れるようになっているので、興味を持ってくれた方はリンクをたどって別の記事も読んでみて下さいね。
水槽の選定
みなさんは水槽を立ち上げるときは何から決めますか? 私は水槽から決める場合がほとんどです。というか水槽を決めないと色々決めれないことも多いと思うので、普通は水槽から決めるもんじゃないかなと思います(笑)。
今回の立ち上げは少し前にも書いた通り、場所・費用・手間の制約があるため、場所を取らず、安価で済み、手間も余りかからない小型水槽で決定です。部屋をおしゃれな感じに演出してくれるだろうという期待も込めて、キューブ水槽で立ち上げることにします。
30キューブにしようかなー…でも結構重量あるしなー…と悩んでいたところ、こんなものが手に入りました。
20cmアクリルケースです。下のやつが土台でそれにケースを被せて使うようですが…これ、水槽に使えるんじゃね!?
一般的に、水槽用として作られていないケースを水槽に流用するのは大変危険です。水圧にケースが耐えられない可能性が大いにあります。アクリルの場合、水槽は重合接着という高い強度のでる方法で接着するのが推奨されますが、普通のアクリルケースなどは溶剤接着という方法で接着されます。このケースも溶剤接着です。そして板厚は2mm…板が厚い方が強度が出るため、20キューブなら強度を考えると板厚3mmは欲しいところです。
普通ならば水槽としては使わない方がいいのですが、せっかく貰ったし水槽として使ってみることにしました。少し調べてみたところ、一応小型水槽では重合接着でなく溶剤接着のものが多く出回っているようです。charmとかでも売っていたりするので、不具合が起こったりする可能性はそこまで高くないはずだ、と思うことにします。板圧2mmというのが心配ではありますが、最悪水漏れしたとしても最大8リットルだし何とかなるかなと…。ただし少しでも怪しい兆候が見えたらすぐに使用中止します。
…ということで、少し不安は残りますが水槽は20キューブに決定しました。
水槽マットの選定
市販の水槽を買ったら大体の場合は水槽マットが付いてきますよね。水槽マットには水槽底面を傷から守る、歪みの吸収、振動の吸収等の役割があるので、オールガラス水槽では必須です。アクリル水槽でもあった方がいいと思うのですが、ウレタン製のマットはアクリルと化学反応を起こしはがれなくなるらしいのでウレタンは避けた方がよさそです。私はこんな感じのゴムマットを使うことにしました。
ゴムマットはアクリルと化学反応を起こしたりしないので安心です。200mm×200mmの10mm厚のやつがホームセンターで100円くらいで売っていました。
バックスクリーンのセッティング
さて次はバックスクリーンです。こいつがあった方が格段に見栄えがいいので付けておきましょう。今回は私のお気に入りのミスト風バックスクリーンを自作することにします。詳しい手順は以下の記事で說明しているので、良かったらこちらも読んでみて下さい。
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半透明の背景で明るい水槽!ミスト風バックスクリーンの自作
水槽の背景を半透明にすると明るい雰囲気と開放感を保ちつつ水槽背後を見えなくすることができます。そんな理想を実現するミスト風バックスクリーンの作り方を紹介します。ネイチャーアクアリウム水槽におすすめのバックスクリーンです。
まあ実はこの記事を書いた時に使った材料がまだ余っていたから流用しただけなんですけどね(笑)。
そんな感じで完成したのがこちら!
ん?バックスクリーン下の方が足りてない気が…。まあどーせ底床で見えなくなるんでオッケー!材料が足りない時はうまくごまかしましょう!
ちなみにバックスクリーンは、水槽の背面に両面テープでくっつけてます。前からテープが見えないように、水槽の板厚に合わせて両面テープをカットし、水槽背面の側面板の厚さに隠れる部分に両面テープを張ります。こんな感じで両サイドに薄く張れば前からはテープの存在は分かりません。
まとめ
小型水草水槽立ち上げ記録の第1回は、水槽関連のセッティングでした。お役にたちましたか?今回の記事に引き続き、AquaTurtliumでは、小型水草水槽の立ち上げ方法を解説していきます。次回はアクアリウムをやる上で避けて通ることのできない「ろ過」についての内容です。
連載「小型水草水槽の作り方」
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小型水槽では、市販の濾過フィルターに使い勝手の良い製品が少ないため、フィルターのセットアップに関して一工夫してみます。ぜひ次の記事も読んで下さいね!