突然ですがあなたは水槽のバックスクリーンに何を使っていますか?
ベーシックに黒のバックスクリーンを貼ってる方、自然な雰囲気を出そうと水草がプリントされたものを使っている方、解放感を大切にして何も貼っていない方など、人によって思い思いのバックスクリーンを選ばれていると思います。このように色々なバックスクリーンがある中で、ADAのようなネイチャーアクアリウム水槽では、背景が白っぽく曇ったようになっているのを時々見かけませんか? あれはキューブガーデンミストという、後ろのガラスが曇りガラスになった水槽を使っているということを最近知りました。
そもそも私は今までバックスクリーンを貼っていなかったのですが、バックスクリーンを貼らない場合、背後の壁が見えてしまいどうしてもしっくりこないこともあると思います。そんなときにミスト風のバックスクリーンを使えば、明るさと透明感は残しながら背後は見えないとまさにベストです。
しかしながら、なかなかこれ!という感じのミスト風のバックスクリーンが販売しているところを見かけません。そこで無いなら作ってしまおうということで、今回はミスト風バックスクリーンの作り方を紹介します
用意するもの
今回ミスト風バックスクリーンの自作に使用したのはこちらの素材になります。
アクリサンデーから発売されている、0.75mmのPPクラフトシート半透明タイプです。
他にも窓ガラス用の曇りガラスフィルムなどを使うことも考えましたが、使用した後の「背景のボケ感」がこれが一番良さそうだと思ったので、このPPクラフトシートを使うことにしました。ホームセンターで990円で購入しました。
ミスト風バックスクリーンの作り方
作り方は単純明快。水槽サイズに合わせてカットし、水槽の背面に固定するだけです。固定の方法はセロテープやビニールテープを使うなどでいいと思います。私の場合は枠あり水槽への使用でしたので、水槽の枠とガラスの間にはめ込む感じで固定することができました。ただしそのままだと少し不安定だったので、部分的にビニールテープで補強しています。
そんなこんなでミスト化が完了した水槽がこちらになります。
まだレイアウトがされていないどころか水も入っていない状態の写真ですが、この時点で既になかなか綺麗に見えると思いませんか? 水槽のミスト化の成功です。
…と満足していたのですが、最近こんなものを発見してしまいました。
私はこの商品を使っていないので比較してどうなのかは分かりませんが、素直にこれを買って使うのが良いかもしれませんね。一応PPクラフトシートを使う利点を挙げておくと、
- ちょっと安い
- 恐らく上の販売されているバックスクリーンよりも分厚いと思われるので、ミストの具合が強い?
と、こんなところでしょうか。正直どっちでも大差はないような気がします。
まあとりあえず、ミスト風のバックスクリーンはなかなかに綺麗なので、みなさんもお試しあれ。PPクラフトシートをつかってもアルティを買ってもどっちでも良いと思いますよ(笑)。
追記:ミスト風バックスクリーンの貼り方
上で紹介した市販のミスト風バックスクリーン「ARTI」を使う機会があったので、水槽への貼り付け方を紹介する記事を書きました。
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水槽用バックスクリーンの効果・役割と貼り方を画像と動画で解説!
水槽の背面ガラスにバックスクリーンを貼るメリット・デメリットと、バックスクリーンを貼り付けるために必要な道具、具体的な貼り方を解説します。バックスクリーンを貼ると水槽の見栄えは格段に良くなるため、貼るのをおすすめします。
もしもPPクラフトシートとARTIで迷っている人がいたら、こちらのページも参考にしてくださいね。