熱帯魚・観賞魚 生体知識・飼育方法

生体導入!熱帯魚やエビの水合わせ&トリートメントの方法

2015/01/19

袋詰になった購入してきた生体

熱帯魚やエビといったアクアリウムで飼育する生体を購入したら、直ぐに水槽にいれて心ゆくまで眺めたくなりますよね。でも実は、熱帯魚やエビを上手く飼育するためには、生体を水槽に入れる前に水合わせという手順を踏むべきです。

また、既に何らかの生き物を飼育している水槽に新しい生体を導入する際には、トリートメントという作業を行うと、新しく導入する生体が病気を持っていて、既にいる熱帯魚やエビに感染させてしまうというリスクを取り除くことができます。

生体にとってショップと家庭の水槽の間を移動することはとてもストレスになります。今回解説する「水合わせ」と「トリートメント」の効果・やり方を参考に、熱帯魚やエビの導入をより安全に行ってくださいね。

水合わせ

水合わせとは、新しく水槽に導入する生体に飼育水槽の環境に慣れてもらうため、生体がこれまで暮らしていた水質から飼育水槽の水質へと少しずつ変化させていく作業です。ちなみに水合わせをせずに水槽へ直接生体を入れてしまうことを「ドボン」と呼んだりもします。

熱帯魚やエビのような水中で暮らす生き物にとって水は、私たち人間にとっての空気のような存在です。人間も急に空気の状態が違う場所に移動すると、高山病のように体調を崩してしまい、場合によっては死に至ることすらあります。そう考えると水合わせは、人間にとっての高所順応トレーニングのように、アクアリウムで飼育される生き物が異なる水環境で生き抜くために必要な作業だと考えられます。

水合わせのポイント

水合わせでは、生体がこれまでに暮らしてきたショップなどの水質から、これから暮らすことになる家庭の水槽の水質へと緩やかに変化させていきますが、その中でも最も重要な水質の要素は温度です。多くの生体は温度の急激な変化にとても弱く、直接的な死因になることもあります。

逆に言えば、最低でも温度だけ合わせておけばある程度生体に掛かる負担は減るため、ショップなど丁寧な水合わせが難しい場合には温度だけ合わせる場合もあるようです。兎にも角にも、一番重要なのは温度を合わせることだと私は思っています。

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低水温よりも高水温の場合の方が温度変化のダメージは大きいようで、26℃を超える水温の場合には水合わせを特にゆっくり行うのを推奨している人もいます。

もちろん温度以外の水質も水合わせによって合わせた方が良いのは言うまでもありません。例えばpHが急激に変化すると、「pHショック」といって細胞内部の溶液の浸透圧の調節が上手くいかずショック状態に陥ってしまうこともあります。このような危険を避けるためにも、生体を導入する最終段階で丁寧な水合わせを行いましょう。

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ちなみにアクアリウムで重要な水質を簡単に測定する道具として、「テトラ テスト 6 in 1 試験紙」というアクアリウム用品があります。これを使うと、アクアリウムに関係する水質指標の中でも、特に重要な6つを同時に測定することが出来ます。アクアリストなら一つは持っておきたいアクアリウム用品ですね。

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水合わせの方法:点滴法

まず最も基本的な水合わせの方法である「点滴法」を紹介します。水合わせを慎重に行いたい場合にオススメの方法です。

用意するもの

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  • バケツ(プラケースなどでも可)
  • エアチューブ
  • 一方コック(二方、三方でも可)
  • キスゴム
  • エアストーン(無くても可)
  • エアーポンプ(無くても可)

用意するものはこのようになります。後で紹介する「浮かべ法」に比べるとやや必要なものが多いですが、どれもアクアリウムではよく使うものばかりなので、特に用意しなくても持っているという人も多いと思います。

よく使うもの故に、水合わせ用に購入したとしても何かと後で役に立つものばかりなので、持ち合わせていない人はこの機会に買ってもよいと思います。

手順

点滴法での水合わせの手順を紹介していきます。

水槽・道具の準備

まずは飼ってきた生体を飼育するための水槽やろ過フィルターなどを用意し、あらかじめ水槽を立ち上げておきます。生体の購入と同時に水槽を立ち上げると、ろ過が機能するまで生体を汚れた水で飼育することになってしまい、大きな負担を掛けることになります。

また可能であればこの時に、購入予定の生体の生息地の環境(水温やpHなど)を調べ、その魚やエビにあった水質に近づけておとなお良いです(実際には混泳させる他の生体の都合などもあり、なかなか生息地の環境を再現することは難しいですが…)。

水合わせに必要な道具もこの時に揃えておいてください。

生体を購入する

熱帯魚やエビを飼育する環境が整ったら、いよいよ生体を購入します。購入方法は近所の熱帯魚店やホームセンター、ネット通販など色々とありますが、どこで購入したとしても基本的には下の写真のように、ビニール袋に詰められた状態で家に連れてくることになると思います。

袋詰になった購入してきた生体

早く袋から出してやりたいと思うかもしれませんが、袋には酸素が充填されているのでしばらくは袋に入ったままでも問題ありません。袋から出す前に、まずこのままの状態で温度合わせをします。

温度合わせ

生体の入った袋を水槽に浮かべる

温度合わせは水合わせの中でも重要な作業です。生体が袋詰めになったままの状態で、少なくとも30分程度は飼育する水槽に浮かべておきます。この作業によって生体を飼育水槽の水温に少しずつ慣らします。

生体をバケツに移す

温度合わせが終わったら、袋に入っていた水ごと生体をバケツやプラケースなどの容器に移します。もしも一度に複数の生体を購入してきて別々に袋詰めされていた場合、ショップで飼育されていた水槽が別ならば水合わせも別々に行います。同じショップでも飼育されていた水槽ごとに水質が異なるため、ここで混ぜてしまうと生体にダメージを与えてしまいます。

袋に入っていた水は、あまり大量にバケツへと移す必要はありません。購入した生体の数にもよりますが、一袋に詰められていた生体なら500mlも残しておけば十分だと思います。このバケツへ飼育水槽の水を少しずつ足していって水質を合わせていくので、購入した時の袋に入っていたショップの水が多く残っていると、水合わせにかかる時間や使う飼育水槽の水の量が多くなってしまいます。

飼育水槽の水をバケツに足す

水合わせ用のエアチューブ・キスゴム・エアストーン・一方コック

エアーチューブキスゴム一方コックを写真のようにつなぎ合わせます。エアーストーンがあれば、一方コックと逆側につないでおきます。

エアチューブのエアストーン側を水槽に沈め、キスゴムで固定します。一方コック側を口で軽く吸い、水槽の水をエアチューブに吸い上げます。この時強く吸いすぎると水槽の水を飲むことになってしまうので注意して下さい。

エアチューブの中の水面が水槽のフチより高くなったら指で一方コックの穴をふさぎ、生体を入れているバケツに向けて指を離します。するとアクアリウムではよく登場する「サイフォンの原理」により、水が自然にバケツへと流れ出します。

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点滴法で水合わせ

バケツに水を流すときには、バケツ側にもキスゴムを用意しておくと、エアチューブがいつの間にかバケツから外れていて床に水が漏れている…なんて事態が防げて安心です。ぜひともバケツ側にもキスゴムを用意しておいた方が良いと思います。

またこのとき一方コックのつまみを調整することで、バケツへと流れ込む水の量を調節できます。

一方コックのつまみ

1秒に1~3滴程度の流量に調整するのが良いですが、そこまで気にしなくても大体で大丈夫です。また気温が低く水合わせの間に水温が下がってしまう心配がある時は、ヒーターを使って水温管理をするのがオススメです。

水を捨てて繰り返す

バケツの水の量が2~3倍に増えたら、増えた分だけ水を捨ててもう一度水槽からバケツへと水を流します。水槽の水が減ってしまったら、水槽に足し水をしてください。この作業を3~4回繰り返せば、バケツの水質と飼育水槽の水質はほぼ同じになり、生体をダメージなく水槽へ導入することができます。

生体だけを飼育水槽へ移す

ネットで生体のみを掬う

生体を水槽へ移す際には、水合わせに使った水が混ざらないようにする方が良いでしょう。ネットなどを使って熱帯魚やエビのみを捕まえ、水槽へと移します。ショップの水が飼育水槽へと混入すると、病原菌や寄生虫、コケ、スネールなどを持ちこんでしまうことに繋がります。できる限り水の混入は避けた方が無難です。

中には魚は敏感な生き物なので、ネットを使って熱帯魚をすくうのは良くない、水が多少混ざってもいいのでカップなどですくってそのまま水槽に沈めてそっと水槽へと移す方が良いという意見の方もいます。この辺りは好みの部分もあるので好きなようにして下さい。

最後にひとつ注意ですが、水合わせ後すぐに導入した熱帯魚やエビに餌を与えてはいけません。まだ熱帯魚も落ち着いてないのでエサへの食いつきが良くなく、水を汚す恐れがあります。少なくとも一晩くらいはそっとしておいてやると良いと思います。

水合わせ補助:強制エアレーション

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ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ・ビーシュリンプ・チェリーシュリンプのようなエビの仲間は、水質の変化に弱いと言われているのでバケツに飼育水を足すときの流量を少なめにしてややゆっくり水合わせをした方が良いかもしれません。

特にビーシュリンプは水合わせに失敗すると2~3日後にコロッと死んでしまったりもするので慎重にしてください。エビについては、水槽に入れた後にせわしなく泳ぎ回っている場合は、元気が良いというよりも水質変化に驚いて苦しんでいると考えられます。

このように繊細な生き物に対しては、エアレーションをして酸素をしっかり供給してやると失敗が少なくなります。これまで水合わせ後にはエビが泳ぎ回ることが多かったという方は、次回からはエアレーションを試してみるとエビの様子が違ってくるかもしれません。

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エアレーションに関してはこちらのページの解説が詳しいので、参考にしてください。

水合わせの方法:浮かべ法

次に私がよくやる水合わせ方法である「浮かべ法」を紹介します(名前は私が適当につけました)。必要なものもほとんどなくあまり手間もかからないので、手軽に行える方法です。ただしちょっと雑な方法なので、繊細な生き物には向かないかも…。

用意するもの

この方法で用意するのものは、ホームパーティなどで使用するプラスチックのカップのみです。大きめのサイズの方が使いやすいので、私は500mlのものを使用しています。別にプラカップでなくてもいいのですが、ある程度大きくて熱の伝達を遮らない程度に薄く、透明で中が見えるものが良いと考えると私はプラカップに落ち着きました。

小さめのプラケースでもいいかと思いますし、何なら購入時のビニール袋でもいいと思います。ただ個人的には、ある程度形がしっかりしている方が扱いやすいと思います。

手順

生体の購入までは点滴法と同じです。ここでは生体を購入した後からの方法を紹介します。

プラカップに生体を移し飼育水槽に浮かべる

生体を袋からプラカップへと移し水槽に浮かべる

浮かべ法ではまず生体を袋からプラカップへと移してから水槽に浮かべます。この目的は点滴法と同じで温度合わせです。封のされた袋ではなく開口したプラカップなので、ひっくり返って生体がいきなり飼育水槽に放り込まれショップの水が混入するということにならないように気をつけてください。

点滴法と同じく、30分くらいは水槽に浮かべることをお勧めします。ただし水の量が少ないため温度が同じになるまでの時間は短いはずなので、もう少し短くても大丈夫だとは思います。その分水温変化が急になり、生体にはやや負担がかかる可能性もあるため、繊細な種類や小型魚に対して、またはショップと家の水槽環境がかなり違ったり立ち上げからあまり時間がたっていなかったりする場合には、この方法は用いない方が良いかもしれません。

カップに飼育水槽の水を足す→捨てるを繰り返す

温度合わせがすんだらカップの水を少し捨て、減った分だけ水槽の水を加えます。その後また水槽に20分ほど浮かべておき、水を捨てる→減った分だけ水槽の水を加えるということを3~4回繰り返します。こうすればプラカップだけで、かなり手軽に水合わせを行うことができます。

水合わせが終わったら、これもまた点滴法と同じように、水合わせに使った水は捨てて生体のみを飼育水槽へと移します。これで「浮かべ法」での水合わせは完了です。

トリートメント

トリートメントとはショップから病気を持ちこまないため、飼育水槽の前にトリートメントタンクという隔離水槽でしばらく飼育することです。特に家の水槽に既に飼育している生体がいるときに、新しく購入した生体が病気を持ちこまないようにするために行います。

トリートメントが推奨される場面としては、例えば新しくコケ取り生体の役目を果たす魚を追加するときなどが考えられますね。また飼育水槽で他の魚と混泳させる前に、買ってきた魚に体力をつけさせるという目的もあります。

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トリートメントの期間は基本的に1~2週間(1ヶ月以上を推奨する人もいます)で、その間に新規購入した魚が病気を持っていないか見極めます。また熱帯魚やエビといった生体が持ち込みそうな病気を予測し、あらかじめ魚病薬で薬浴をしておく場合もあります。

特に以下の条件に当てはまる生体は病気を持っている可能性が高まるため、出来る限りトリートメントをした方が良いと思われます。

  • ショップに入荷して直ぐの生体
  • 幼魚や若魚等の弱りやすいサイズのもの
  • 繊細で体調を崩しやすい種類

私も必ずしもトリートメントをしているわけではないのですが、やはり病気の怖さというのは一度体験してみないと分からないのでしょう。一度病気を持ちこんでしまった人はトリートメントは欠かさないとも言います。

用意するもの

  • 水槽(トリートメントタンク)
  • 魚病薬(必要に応じて塩、メチレンブルー、グリーンFゴールドなど)
  • 簡単なろ過フィルター

トリートメントというのは、簡単にいえば新しく導入した生体は一定期間隔離しておき、病気などを持っていないか様子をみると言うことなので、熱帯魚飼育に必要な最低限の道具があれば十分です。必要に応じて薬浴するための魚病薬を用意します。

魚病薬にはいろいろな種類がありますが、当然ながら薬ごとにどんな病気に効果があるかは異なります。簡単に良くつかわれる薬と効果をまとめておきます。

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メチレンブルーは白点病、尾腐れ病、水カビ病など寄生虫や細菌性の病気に効き目があります。魚病薬としてはかなりメジャーで、トリートメントでもよく利用されます。

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エルバージュエースはエロモナス感染症やカラムナリス感染症といった細菌性感染症に効果があります。

トロピカルNはうおじらみ(チョウ)やイカリムシなどの寄生虫の駆除、またはそれらの寄生虫によりつけられた外傷の治療に効果があります。

アグテンはマラカイトグリーン水溶液のことで、アグテンパウダーは水に溶かして使う同様の効果を持つ粉末です。メチレンブルーと同じく白点病、尾ぐされ症状、水カビ病などに効果がありますが、メチレンブルーよりも効果は強いです。

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グリーンFゴールドはオキソリン酸系の抗生剤なので、エロモナス感染症などの細菌性の病気に良く効きます。トリートメントでもよく利用される薬の一つです。

色々な種類がありトリートメントに薬品を使用する際には何を使うか迷うと思いますが、この中だとグリーンFゴールドが汎用性が高く使いやすいと思います。魚病薬を詳しく説明しているサイトが他にたくさんあると思うので、そちらも参考にしてください。もちろんトリートメントに薬浴は必須ではなく、生体の調子がよさそうなら薬浴はしなくてもよいと思います。

手順

トリートメント水槽を立ち上げる

まずトリートメント水槽を立ち上げます。トリートメントタンクは常時稼働させておくのがベストですが、何かを買うわけでもない予備の水槽を維持するのはあまり現実的ではないですよね。なので生体を新規導入することを決めてからなるべく早く立ち上げれば良いと思います。

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一時的な隔離水槽なので、水槽のサイズをあまり大きくする必要はありません。導入する熱帯魚のサイズや数にもよりますが、30~45cmの水槽がトリートメントタンクとしては扱いやすいと思います。ろ過装置は底面フィルター大磯砂あたりが安価で手軽に利用できるので良いのではないでしょうか。もちろん他のろ過フィルターを使ってもかまいません。また立ち上げ時には既に魚を飼育している水槽から濾材や種水を流用すれば、かなり速く水槽を立ち上げることができます。

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トリートメントが終わった時には、トリートメント水槽は一度完全にリセットします。トリートメント水槽に病気が蔓延し、トリートメントの間に生体が病気にかかってしまっては意味が無いですからね。面倒ですが大切な作業です。

購入した生体をトリートメント水槽に入れる

購入してきた生体をトリートメントタンクへと入れます。当然のことながらこの時は水合わせをして丁寧に移動させます。

必要であれば魚病薬で薬浴する

買ってきた生体の様子を見て、病気が心配ならば薬浴をします。薬浴はろ過バクテリアにもダメージを与える可能性がありますが、トリートメント水槽であればそれもあまり気にならないですよね。ろ過の調子がおかしくなったと感じたら、飼育水槽から水を少し分けてもらってバクテリアを補充してみて下さい。

一定期間様子を見る

トリートメント水槽で飼育しながら1~2週間程度様子を見ます。人によっては1ヶ月はトリートメント期間に充てる場合もありますし、長期間トリートメントをした方が安全ではありますが、その分手間もかかります。

納得がいくまで観察し、病気や寄生虫の危険性が無いと判断できたら、水合わせをして生体を飼育水槽へと移します。これで晴れて新しい仲間のお迎えが完了となります。トリートメントタンクは洗浄・消毒して片づけておくか、リセットして次の生体の導入に備えます。

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魚は病気にさせてしまうと治療が難しいです。小型魚ほど体力がなく、簡単に死んでしまう場合もあるため、いかに病気を予防するかが非常に重要です。丁寧にトリートメントをして、余計な病気を持ち込んでしまうのを出来る限り避けるようにして下さいね。

水合わせ・トリートメントの方法のまとめ

K-ki

生体の新規導入で鍵となる「水合わせ」と「トリートメント」について解説しました。この記事を読んでもらうと分かると思いますが、新しい生体を迎えるには色々と繊細な作業が必要になります。生体の導入にはそれだけ弱ったり病気になったりというリスクがあるということです。くれぐれも魚を衝動買いしたりせず、よく考えて慎重にお迎えしてあげて下さいね。

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K8ki・けーきはK-kiのシノニム。 AquaTurtlium(アクアタートリウム)を運営しています。 生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。 好きなことはとことん追求するタイプ。

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