アクアリウムといえば水草水槽、水草水槽といえば外部フィルター、外部フィルターといえばエーハイム!ということで、今回は外部フィルターの定番中の定番「エーハイム」製の外部フィルターについて、機種別にスペックや推奨される使い方を紹介します。
もちろんK-ki(K-ki@AquaTurtlium)もエーハイムの外部フィルターを使ったことがありますが、あの緑色のフィルターケースが水槽のそばにあると、なんとなく安心、満足しちゃうんですよね。それくらい、アクアリストにはエーハイムの良さが刷り込まれているということでしょうか。この記事を読んでいるあなたも、ぜひ試してみてくださいね。
外部フィルターとは
まずはじめに、「外部フィルターとは何か」という点について解説しておきます。外部フィルターは、水槽内の水の汚れを生き物に害がないレベルまで浄化するためのろ過フィルターの1種です。外部フィルター以外にどのようなろ過フィルターがあるかについては、以下のページが詳しいので参考にしてください。
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水槽用ろ過フィルターの選び方と外部・底面など種類別おすすめ製品
熱帯魚、金魚、亀等を飼育するアクアリウムで必要になる水槽用のろ過装置を解説します。外部フィルター、底面フィルター等のろ過フィルター別の長所・短所・適合水槽や、ろ過の原理、ろ過フィルターの種類、ろ材についてもまとめます。
ろ過の方法には、「物理ろ過」「生物ろ過」「化学ろ過(吸着ろ過)」などの種類がありますが、外部フィルターはその中でも、ろ過バクテリアの働きにより水の汚れ(アンモニア、亜硝酸)を分解する「生物ろ過」を主体としたろ過フィルターです。
外部フィルターでは、密閉可能な濾材を入れるケース(濾過槽)を水槽と別に用意し、モーターを使って水槽と濾過槽の間で水を循環させて濾過を行います。この構造により、いかに紹介するような特徴を備えます。
静音性が高い
外部フィルターの濾過槽は密閉されているため、モーターの作動音が聞こえにくく静音性が高いです。リビングなど人の滞在時間が長い場所に水槽を設置した場合に、音による不快感がないというのは大きなメリットです。
水草水槽に最適
また、濾過槽で水が空気に触れないため、水中に溶けた二酸化炭素が逃げにくいです。この特徴は、光合成のために多量の二酸化炭素が要求される水草育成において非常に有利となるため、水草水槽ではほとんどの場合外部フィルターが利用されます。
インテリア性が高い
外部フィルターを利用する水槽では、給排水パイプのみが設置されるため、余計な配管等がなく水槽の美観を損ねません。また、水槽上部の空間が広くなり照明を複数置くなど有効に使うことが出来ます。これもまた、水草水槽で有効な長所です。
大きな濾過槽で水量増加+ろ材も大量=高いろ過能力
外部フィルターの濾過槽は他のフィルターに比べ大きめなので、必然的に濾過能力が高くなります。ただし、濾過槽が密閉されていることから好気性細菌であるろ過バクテリアの働きはやや鈍くなり、ろ過効率は高いわけではありません。
純粋にろ過能力のみを求めるのであれば、濾過槽の容量が大きく酸素供給量も高い上部フィルターやオーバーフロー水槽のほうが推奨されます。
水槽サイズよりワンサイズ大きめの製品を購入しよう
一般的に、外部フィルターではろ過能力に余裕を持たせるため、使用している水槽よりもワンサイズ大きめの水槽に適合したフィルターを購入することが多いです。あまりにも適合水槽のサイズが違いすぎると、水流が強すぎるなど問題が生じてしまいますが、水流を調整することのできる商品も多いので、長期的な水槽の拡張等も考慮して、ワンサイズ大きめの外部フィルターを買う人が多いです。
エーハイム(EHEIM)とは
エーハイムは、ドイツの観賞魚用器具メーカー・ブランドです。日本ではいろいろな変遷はあったものの、2016年以降は「カミハタ」ブランドで知られる神畑養魚が日本総代理店となり販売を行っています。
エーハイムの主力商品は何と言っても外部式フィルターで、アクアリストからの評価も非常に高いですが、他にもポンプやガラス水槽、照明に飼料など、アクアリウム関連の商品を手広く扱っています。
エーハイム製の外部フィルターには数種類のシリーズがあり、シリーズ内で水槽のサイズごとに数種類の商品に分かれています。例えば、エーハイムの外部フィルターの中でも非常に人気の高い「エーハイム クラシック 2213」という商品なら、「クラシック」シリーズの「2213」という型番の商品になります。
以下では、非常に人気の高いエーハイムの外部フィルターを、シリーズごとの特徴や用途を比較しながら紹介していきます。また、メーカーのホームページに記載されているスペック表なども参考になるので、興味のある方は読んでみると良いと思います。
エーハイム製外部フィルターの特徴
エーハイム製外部フィルターの製品を1つずつ紹介する前に、エーハイムにはどんな外部フィルターのラインナップが存在するのかを表にまとめておきます。以下の表中のリンクをクリックすると、このページ内の対象外部フィルターシリーズの詳細説明へジャンプします。
シリーズ | 特徴 |
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クラシック | エーハイムの外部フィルターの原点。構造がシンプルで故障しにくいため、玄人を中心に大きな支持を得る。 |
500 | 性能的にはクラシックフィルター2213とよく似ているが、付属品、消費電力、使用可能周波数、デザインなどで微妙な違いがある。 |
エコ・コンフォート | クラシックから呼び水自動化、低騒音化、流量アップ等、性能が向上している。一方でやや壊れやすく、ろ材容量も少なめなことから評価が分かれる。 |
アクアコンパクト | 水中ポンプを使用し、水槽の下ではなく真横に設置できる特殊な外部フィルター。小型水槽向け。 |
プロフェッショナル 3 | プレフィルター搭載により、外部フィルターの弱点である物理濾過能力を強化。生体を多数飼育するようなアクアリウムにも適するようになった。 |
プロフェッショナル 3e | プロフェッショナル 3にマイクロプロセッサを搭載し、流量自動調整、ろ材清掃時期の通知、自動エアー排出など、従来の外部フィルターでは不可能だった高度な機能を搭載。 |
プロフェッショナル 4 | プロフェッショナル 3にエクステンダーノブなどの新機能を追加し、フィルターパッドが目詰まりして流量が低下したときに、一時的に流量を回復させることができるなど性能が向上。 |
エーハイム製外部フィルターの水槽サイズ対応表
エーハイム製の外部フィルターを、対応水槽サイズとフィルターシリーズで分類すると以下のようになります。こちらもリンクで各フィルターの詳細説明へジャンプできるので、外部フィルター選定の材料として活用してください。
適合水槽サイズ | クラシック | 500 | エコ・コンフォート | アクアコンパクト | プロフェッショナル 3 | プロフェッショナル 3e | プロフェッショナル 4 | ||||||||
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45cm水槽以下 | 2211 | 500 | 2232 | 2005 | |||||||||||
60cm水槽 | 2213 | 2234 | 2074 | ||||||||||||
75cm水槽 | 2215 | 2236 | 2071 2073 |
2076 2078 |
2271 2273 |
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90cm水槽 | 2217 | 2075 2080 |
2275 | ||||||||||||
120cm水槽 | |||||||||||||||
150cm水槽以上 | 2260 |
エーハイム クラシックフィルター
エーハイム クラシックフィルターは、エーハイムの外部フィルターの原点となったシリーズです。エーハイムの初めての外部フィルターは1963年に制作され、以来50年以上の間世界中のアクアリストに愛されてきています。1970年代には既に現在のクラシックフィルターと見た目では大差ない製品が開発されていると言うから驚きです。長年に渡り多くの人に使い込まれてきたクラシックシリーズは、実績・信頼性で世界トップと評価されることもしばしばです。
機能的には下で紹介する後発の外部フィルターのほうが優れている面が多いのですが、構造がシンプルで故障しにくいという大きな長所があり、玄人の方を中心にクラシックシリーズを好んで使用する人がかなり多いです。このクラシックシリーズを選んで後悔することはほぼ無いと思いますが、純粋に多機能なフィルターを使いたいのであれば、後発のエココンフォートシリーズや、プロフェッショナルシリーズの方が良いかもしれません。
エーハイム クラシック 2211
適合水槽 | 45cm水槽以下 |
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実売価格 | 7000円程度~ |
本体サイズ | 直径145mm×高さ290mm |
ろ材容量 | 約1リットル |
流量 | 250 リットル/h(50Hz) 300 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 0.9 メートル(50Hz) 1.2 メートル(60Hz) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:9/12mm |
消費電力 | 4W(50Hz) 5W(60Hz) |
電気代の目安 | 約80円(関東地方1ヶ月の場合) |
特徴 | クラシックシリーズでは最も小型水槽向けのサイズで、30cmキューブ水槽などでよく利用されます。 |
クラシック2211は、30cmキューブ水槽などでよく利用されます。手軽に設置できる30cmキューブ等の小型水槽に適合するため、持っていると便利なサイズです。
エーハイム クラシック 2213
適合水槽 | 45cm~75cm水槽 |
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実売価格 | 8000円程度~ |
本体サイズ | 直径180mm×高さ354mm |
ろ材容量 | 約3リットル |
流量 | 440 リットル/h(50Hz) 500 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.0 メートル(50Hz) 1.5 メートル(60Hz) |
消費電力 | 5W(50Hz) 6W(60Hz) |
電気代の目安 | 約100円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | 最も普及している60cm規格水槽に最適なサイズであるため、エーハイムの外部フィルターのなかで最も人気のある製品。 |
「外部フィルターはワンサイズ大きめの水槽に適合したものを使う」という考えに従うと、アクアリウム用水槽の中で最も普及している60cm規格水槽に適合するのがこのクラシック 2213になります。そのため、エーハイムの外部フィルター中でも格段の人気を誇る商品です。
人気が高いこともあり、通販サイトなどでもセール対象品になることが結構多いです。値引率は時と場合によりけりですが、少しでも安く購入したい人はセールを狙うのもアリですね。
エーハイム クラシック 2215
適合水槽 | 60cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 14000円程度~ |
本体サイズ | 直径202mm×高さ358mm |
ろ材容量 | 約4リットル |
流量 | 500 リットル/h(50Hz) 620 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.2 メートル(50Hz) 1.8 メートル(60Hz) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
消費電力 | 9W(50Hz) 15W(60Hz) |
電気代の目安 | 約180円(関東地方1ヶ月の場合) |
特徴 | 生体メインの60cm規格水槽や、60×45cm、75cm水槽などに適合します。 |
クラシックフィルター2215は、基本的には2213よりも一回り大きな水槽向けの外部フィルターです。90cm規格水槽だとちょっと余裕が無いのでもう一回り大きな外部フィルターを使用することが多く、ややイレギュラーなサイズですが75cm水槽や60×45cm水槽に最適です。
ただし、水草メインというよりも多数の熱帯魚を飼育することに主眼を置く場合、60cm規格水槽でも採用候補となります。
エーハイム クラシック 2217
適合水槽 | 90cm~150cm水槽 |
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実売価格 | 17000円程度~ |
本体サイズ | 直径235mm×高さ390mm |
ろ材容量 | 約6リットル |
流量 | 1000 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 2.3 メートル(50Hz/60Hz) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:12/16mm |
消費電力 | 24W(50Hz) 20W(60Hz) |
電気代の目安 | 約470円(関東地方1ヶ月の場合) |
特徴 | 大型の水草水槽のろ過フィルターとしてよく利用される。2009年頃にバージョンアップが実施されていて、現行版は2217-NEWと呼ばれる。2213、2215と異なり50Hz/60Hz共用でなくなった。 |
クラシック2217は、大型の水草水槽のろ過フィルターとしてよく利用されます。90cm規格水槽程度ならこれ1台で十分濾過を行えるでしょう。120cm規格水槽くらいになると、生体の数によっては2217を2台利用したり、他のろ過フィルターをサブとして併用することもあります。
2217は2009年頃にバージョンアップが実施されていて、現行版は「2217-NEW」というのが正式名称です。このバージョンアップによって、50Hz/60Hz共用ではなくなりました。その結果、50Hzモデルでは流量や揚程などのスペックが向上しています。
エーハイム クラシック 2260
適合水槽 | 150cm~200cm水槽 |
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実売価格 | 40000円程度~ |
本体サイズ | 直径355mm×高さ570mm |
ろ材容量 | 約18リットル |
流量 | 2000 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 3.7 メートル(50Hz/60Hz) |
配管(内径/外径) | 吸水側:25/34mm 排水側:16/22mm |
消費電力 | 24W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約470円(関東地方1ヶ月の場合) |
特徴 | 通称ドラム缶。圧倒的なろ材容量とパワーを誇る、クラシックシリーズ最大の外部フィルター。2217-NEWと同様、50Hz/60Hz共用ではない。 |
クラシックフィルター2260は、通称「ドラム缶」ともよばれ、圧倒的なサイズとパワーを誇る外部フィルターです。直径355mm×高さ570mmのサイズ、そして18リットルのろ材容量を想像すれば、その巨大さが分かるでしょう。
ちなみに2260は、2217-NEWと同様に50Hz/60Hz共用ではありません。居住地域によって適した周波数のモデルを購入する必要がある点には注意してください。
エーハイムフィルター 500
適合水槽 | 45cm~75cm水槽 |
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実売価格 | 6000円程度~ |
本体サイズ | 直径180mm×高さ351mm |
ろ材容量 | 約3リットル |
流量 | 500 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 1.5 メートル(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 8W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約160円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | 性能的にはクラシック2213と非常に近い製品。ろ材コンテナの有無や消費電力、適合周波数などが選択のポイント。 |
上の表を見れば分かるように、エーハイムフィルター500(EF-500)は、性能的にはクラシックフィルター2213と非常に似ている製品です。これら2つのフィルターの主な相違点は以下の通りです。
項目 | クラシック2213 | エーハイム500 |
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周波数 | 50Hz/60Hz共用 | 50Hz用と60Hz用は別製品 |
消費電力 | 5W(50Hz) 6W(60Hz) |
8W(50Hz/60Hz) |
フィルターパッド(粗目) | 5枚 | 1枚 |
ろ材コンテナ | 付属する | 付属しない |
デザイン | 昔ながらのクラシックフィルター | 少し洗練された新デザイン |
特に注目すべきは、使用できる周波数帯が違うことです。2213は50Hz/60Hz共用なので日本全国で使用できますが、500はヘルツ別製品なので、西日本から東日本へ引越した場合などは、周波数の違う別製品を購入し直さなければいけません。
500の方がろ材コンテナや粗目パッドが付属しないため、やや安価で販売されていますが、個人的にはろ材コンテナはあった方が便利に思います。また、消費電力が8Wと少し高くなってしまっているのもデメリットです。でも、デザインは500の方が好みかも。
周波数を共用にする必要性があるか、ろ材コンテナが必要か、そして値段を考慮して、自分の目的に合った方を購入しましょう。
エーハイム エコ・コンフォート
エコ・コンフォートは、基本的にはクラシックシリーズの性能を向上させた外部フィルターです。 「マルチハンドル」というシステムを採用し、呼び水やモーターヘッドの脱着が非常に簡単になっています。その他にも、低騒音化、流量アップなど細かな部分で使いやすさが改善されています。
また、「サブストラットプロ」という生物ろ過用のろ材が付属するため、コストパフォーマンスにも優れます。(ろ材については以下のページが詳しいので参考にしてください。)
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水槽用ろ材まとめ!種類・選び方やろ過フィルターとの相性
ろ過フィルターを使用する上で欠かせないろ材について解説します。セラミックろ材、スポンジろ材、バイオボール、活性炭、ウールマットなど、物理ろ過・生物ろ過・吸着ろ過のそれぞれに適した濾材やメンテナンス方法を紹介しています。
一方で、質実剛健が売りのクラシックシリーズに比べると構造が複雑なため、どうしても壊れやすいという印象を持つ人が多く、必ずしもクラシックシリーズの上位互換に位置づけられるわけではありません。クラシックに比べるとろ材容量が少ない点も、どうしてもマイナスポイントになってしまいます。
多くの場合、便利さと頑丈さを天秤にかけ、クラシックシリーズとどちらを選ぶか決めることになります。
エーハイム エコ・コンフォート 2232
適合水槽 | 45cm~60cm水槽 |
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実売価格 | 8000円程度~ |
本体サイズ | 直径205mm×高さ320mm |
ろ材容量 | 約1.6リットル |
流量 | 500 リットル/h(50Hz) 550 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.0 メートル(50Hz) 1.3 メートル(60Hz) |
消費電力 | 6W(50Hz) 8W(60Hz) |
電気代の目安 | 約120円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | クラシック2211と2213の中間程度のサイズ感の外部フィルター。やや小型の水草水槽に使用される。 |
エーハイム エコ・コンフォート 2234
適合水槽 | 60cm~75cm水槽 |
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実売価格 | 10000円程度~ |
本体サイズ | 直径205mm×高さ370mm |
ろ材容量 | 約2.4リットル |
流量 | 500 リットル/h(50Hz) 550 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.0 メートル(50Hz) 1.3 メートル(60Hz) |
消費電力 | 6W(50Hz) 8W(60Hz) |
電気代の目安 | 約120円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | クラシック2213と同等程度の水槽に使用できる。自動呼び水機能を使用したいならエコ・コンフォート一択。 |
エーハイム エコ・コンフォート 2236
適合水槽 | 75cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 14000円程度~ |
本体サイズ | 直径180mm×高さ420mm |
ろ材容量 | 約3.2リットル |
流量 | 600 リットル/h(50Hz) 700 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.3 メートル(50Hz) 1.8 メートル(60Hz) |
消費電力 | 9W(50Hz) 12W(60Hz) |
電気代の目安 | 約180円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | クラシック2215と同等程度の水槽に使用可能。エコ・コンフォートシリーズは、クラシックシリーズに比べるとやや寸胴な形状となっている。 |
エーハイム アクアコンパクト 2005
適合水槽 | 45cm水槽 |
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実売価格 | 4000円程度~ |
本体サイズ | 直径128mm×高さ241mm(ろ過槽) |
ろ材容量 | 約1.5リットル |
流量(可変式) | 60~300 リットル/h(50Hz) 60~360 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 0.4 メートル(50Hz) 0.6 メートル(60Hz) |
消費電力 | 5W(50Hz) 4W(60Hz) |
電気代の目安 | 約100円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:12/16mm 排水側:12/16mm |
特徴 | 他のエーハイム製外部フィルターと比べると安価だが、横置き使用のためのデメリットが目立つ。汎用性に欠けるので、横置きの必要性がなければ他のフィルターのほうがおすすめ。 |
アクアコンパクトは、エーハイムの外部フィルターの中でも特徴的な形状をしています。多くの外部フィルターはポンプ部分がろ過槽の上部に設置されていますが、アクアコンパクトでは水槽の縁に引っ掛けて水没させる作りになっています。
そのため、クラシックシリーズ等の一般的な外部フィルターと比べて、以下の様なメリット・デメリットが存在します。
- 水中ポンプを使用するため、水槽の下ではなく真横にフィルターを設置できる。
- 水中モーター部分を水槽の淵に掛けるため、水位を高くする必要がある。
- メンテナンス時に水槽に引っ掛けている水中ポンプごと外す必要があるため、手間がかかる。
- 水中ポンプやストレーナーなどが水槽の中で目立つ。
水槽環境によっては横置きできるのは非常に大きなメリットですが、それに伴うデメリットもかなり大きいです。個人的には、横置き必須でない環境ではあまりおすすめしません。
エーハイム プロフェッショナル 3
プロフェッショナル3シリーズは、クラシックシリーズ、エコ・コンフォートシリーズの上位に位置する外部フィルターです。ろ材コンテナの最上段がプレフィルターコンテナになっており、プレフィルターだけを掃除する簡単なメンテナンスが可能となりました。これにより、プレフィルターの下段にあるろ材のメンテナンス間隔を長くできるのが最大の長所です。
プレフィルターの搭載により、外部フィルターの弱点である物理濾過能力を強化することができるため、生体を多数飼育するようなアクアリウムにも適するようになりました。また、管理が大変な大型水槽のメンテナンス成功向上を狙っているためか、大型水槽向けに偏ったラインナップとなっています。
エーハイム プロフェッショナル 3 2071
適合水槽 | 75cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 17000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ358mm |
ろ材容量 | 約6.1リットル |
流量 | 1000 リットル/h(50Hz) 1150 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.2 メートル(50Hz) 1.7 メートル(60Hz) |
消費電力 | 9W(50Hz) 13W(60Hz) |
電気代の目安 | 約180円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | 後述の2073と適合水槽サイズは同じだが、性能を抑えめにして省電力な作りになっている。生体の密度が低い水草水槽では、ランニングコストを抑えられるこちらが有利。 |
エーハイム プロフェッショナル 3 2073
適合水槽 | 75cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 18000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ398mm |
ろ材容量 | 約7.4リットル |
流量 | 1150 リットル/h(50Hz) 1250 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.45 メートル(50Hz) 2.0 メートル(60Hz) |
消費電力 | 15W(50Hz) 20W(60Hz) |
電気代の目安 | 約290円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | 2071と適合水槽サイズは同じだが、ろ材容量や流量、揚程などのスペックに優れる。生体の密度が高めの場合にはこちらがおすすめ。 |
エーハイム プロフェッショナル 3 2075
適合水槽 | 90cm~150cm水槽 |
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実売価格 | 23000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ453mm |
ろ材容量 | 約9.2リットル |
流量 | 1150 リットル/h(50Hz) 1250 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.45 メートル(50Hz) 2.0 メートル(60Hz) |
消費電力 | 15W(50Hz) 20W(60Hz) |
電気代の目安 | 約290円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | クラシック2217と2260の間で、2217寄りのろ過能力。ドラム缶とも呼ばれる2260と2217の間にはかなりろ材容量と流量に差があるため、必要なろ過能力によってはプロフェッショナルシリーズしか選択肢がない場合もある。 |
エーハイム プロフェッショナル 3 2080
適合水槽 | 90cm水槽~ |
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実売価格 | 40000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き330mm×横幅330mm×高さ567mm |
ろ材容量 | 約12リットル |
流量 | 1950 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 2.35 メートル(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 25W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約490円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | クラシック2217と2260のちょうど中間のろ材容量の外部フィルター。流量は2260とほぼ同じ。120cm規格水槽程度なら、このフィルター1台でろ過が追いつく程度のろ過能力を有する。2071、2073、2075は50Hz/60Hz共用だが、2080は50Hz用と60Hz用で製品が別れている点に注意。 |
エーハイム プロフェッショナル 3e
エーハイム プロフェッショナル 3eは、世界で初めてマイクロプロセッサを搭載した外部式フィルターシリーズです。流量の自動調整やスケジューリング、ろ材清掃時期の通知、自動エアー排出など、従来の外部フィルターでは考えられなかったような高機能を実現しています。マイクロプロセッサ搭載によって可能になった機能を簡単にリストアップすると、以下の様なものが挙げられます。
- 流量低下を自動検知し、設定流量を維持できるようインペラーの回転数を電子制御可能。
- 排水量を電子制御することにより、1000L/h程度の幅広い流量範囲で変動可能。
- 10秒の間隔で流量の強弱を繰り返し、自然環境を模した水流を再現可能。
- 12時間毎の排水量自動切替ができ、飼育生体に合わせて水流を調整可能。
- 自動でろ材の洗浄時期が表示されるため、規則正しくメンテナンス可能。
- エアー噛みを自動的に解消可能。
高機能な分、値段ももちろん高いですが、男ゴコロをくすぐるハイエンド外部フィルターであることは間違いありません。
エーハイム プロフェッショナル 3e 2074
適合水槽 | 60cm水槽~ |
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実売価格 | 32000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ398mm |
ろ材容量 | 約7.4リットル |
流量(可変式) | 600 リットル/h~1500 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 2.2 メートル(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 10W~35W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約680円(関東地方1ヶ月の場合(最大)) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | プロフェッショナル 3 2073にマイクロプロセッサを搭載した外部フィルター。流量調整機能があるため、60cm~90cmの規格サイズの水槽を幅広くカバーできる。 |
エーハイム プロフェッショナル 3e 2076
適合水槽 | 75cm水槽~ |
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実売価格 | 33000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き265mm×横幅265mm×高さ480mm |
ろ材容量 | 約12.5リットル |
流量(可変式) | 780 リットル/h~1850 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 2.6 メートル(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 10W~35W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約680円(関東地方1ヶ月の場合(最大)) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | プロフェッショナル 3e 2074よりも、濾過槽が奥行き・横幅・高さすべての面で大きくなり、ろ材容量が増えている。90cm規格水槽程度なら余力を持ってろ過可能。 |
エーハイム プロフェッショナル 3e 2078
適合水槽 | 75cm水槽~ |
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実売価格 | 35000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き265mm×横幅265mm×高さ530mm |
ろ材容量 | 約14.5リットル |
流量(可変式) | 780 リットル/h~1850 リットル/h(50Hz/60Hz) |
最大揚程 | 2.6 メートル(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 10W~35W(50Hz/60Hz) |
電気代の目安 | 約680円(関東地方1ヶ月の場合(最大)) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | 流量は上記の2076と同じだが、濾過槽が大きくなりろ材容量が増えた。生体の数が多い場合には、2076よりもこちらの方がおすすめ。 |
エーハイム プロフェッショナル 4
エーハイム プロフェッショナル 4は、プロフェッショナル 3に「エクステンダーノブ」などの新機能を追加したモデルです。プロフェッショナル「4」や「4+」という表記が混ざって販売されているようですが、もともと海外で「4+」として売られているシリーズを、国内では「4」と読んで販売しているだけのようです。そのため、国内流通品のラベルには「プロフェッショナル4」と書いてありますが、箱には「Professionel 4+」と印字されていたりします。
プロフェッショナル 4の目玉機能であるエクステンダーノブを使うと、フィルターパッドが目詰まりして流量が低下したときに、一時的に流量を回復させることができます。この仕組みは以下のとおりです。
エクステンダーノブの仕組み
まず最初に、通常時は水を流さない場所を予め確保しておきます。仮にこれをエクステンダー領域と呼ぶことにしましょう。当然この場所には普段水が流れないので、目詰まりも起こりませんね。
エクステンダーノブ機能のポイントは、エクステンダーノブを回すことでこのエクステンダー領域に通水するようにすることです。これによって目詰まりしていない場所に水が流れるため、減った流量を回復させられます。
当然ながらこのエクステンダー領域が目詰りしてしまえばもう流量は回復できません。あくまで一時しのぎにしか過ぎない点には注意しましょう。
また、エーハイムと言えば緑のケースが印象的なのですが、プロフェッショナル4シリーズでは黒のケースが採用されているのも特徴です。このあたりは好みの問題ですね。他にもプロフェッショナル3からの変更点を列挙すると、以下の様なものがあります。
- エクステンダーノブの追加
- 周波数ごとに別製品になった。
- 大型水槽向け製品はやや省電力。
周波数ごとに別製品になった点はやや使いづらいですが、以下で紹介する「2271」以外のモデルは、同等性能のプロフェッショナル3シリーズの外部フィルターよりも省電力になっています。90cm以上の大型水槽で、プロフェッショナル3と4で迷った場合には、省電力なプロフェッショナル4のほうをおすすめします。
エーハイム プロフェッショナル 4 2271
適合水槽 | 75cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 17000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ358mm |
ろ材容量 | 約6.1リットル |
流量 | 1000 リットル/h(50Hz) 1150 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.2 メートル(50Hz) 1.7 メートル(60Hz) |
消費電力 | 10W(50Hz) 15W(60Hz) |
電気代の目安 | 約200円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | プロフェッショナル 3 2071のバージョンアップモデル。省エネ性能重視の場合におすすめ。 |
エーハイム プロフェッショナル 4 2273
適合水槽 | 75cm~90cm水槽 |
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実売価格 | 18000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ398mm |
ろ材容量 | 約7.4リットル |
流量 | 1150 リットル/h(50Hz) 1250 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.45 メートル(50Hz) 2.0 メートル(60Hz) |
消費電力 | 12W(50Hz) 18W(60Hz) |
電気代の目安 | 約240円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | プロフェッショナル 3 2073のバージョンアップモデル。濾過能力重視の場合におすすめ。 |
エーハイム プロフェッショナル 4 2275
適合水槽 | 90cm~150cm水槽 |
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実売価格 | 23000円程度~ |
本体サイズ | 奥行き244mm×横幅238mm×高さ453mm |
ろ材容量 | 約9.2リットル |
流量 | 1150 リットル/h(50Hz) 1250 リットル/h(60Hz) |
最大揚程 | 1.45 メートル(50Hz) 2.0 メートル(60Hz) |
消費電力 | 12W(50Hz) 18W(60Hz) |
電気代の目安 | 約240円(関東地方1ヶ月の場合) |
配管(内径/外径) | 吸水側:16/22mm 排水側:16/22mm |
特徴 | プロフェッショナル 3 2075のバージョンアップモデル。プロフェッショナル 4シリーズの中で最も流量・ろ材容量・揚程に優れ、大型の水槽に向く。 |
国内未発売の外部フィルター
前述のようにエーハイムはドイツの観賞魚用品メーカーなので、海外のみで販売されていて日本国内では未発売となっている外部フィルターも存在します。入手はやや面倒ではありますが、ebayなどの海外通販を利用することで購入も可能です。
エーハイム製外部フィルターの海外モデルは、基本的にそのフィルターが対応する水槽の水量上限(リットル)が名前になっています。例えば、「EHEIM classic 250」というろ過フィルターは、水量250リットルまでの水槽に対応したクラシックシリーズの外部フィルターになります(=2213)。
国内未発売品が手に入るのはエーハイムファンにとっては非常にうれしいですが、電源プラグが日本のコンセント(Aタイプ)に対応していない可能性があるので、必要に応じて変換プラグを用意しましょう。また、電圧に関しても日本の100Vに対応しているかも確認が必要です。
エーハイム eXperience
エーハイム eXperienceは、2012年末頃に発売開始となったエーハイムの最新外部フィルターシリーズです。EHEIM eXperience 150/250(T)/350の3サイズ展開の商品で、対応する水槽サイズはそれぞれクラシックフィルターの2211/2213/2215と同程度ですが、濾過槽は圧倒的に大きくなっておりろ過能力が向上しています。
eXperienceの特徴は、簡単にまとめると以下の3つです。
- 新型ホースアダプターユニット採用によりホース取り外し・メンテナンスが簡単化
- プロフェッショナルシリーズと同じく角型のフィルターケースを採用し省スペース化
- 省電力化(250モデルで消費電力は8W)
海外での実売価格はクラシックシイリーズより少し高い程度で、クラシックやエコ・コンフォートのユーザーに新しい選択肢を提供してくれそうです。
エーハイム プロフェッショナル 4e+ 350
エーハイム プロフェッショナル 4+に3eのプロセッサーによる様々な機能を搭載したモデルです。350リットルの水量まで対応可能な「350」という製品ワンサイズの展開となっています。このモデルはプロフェッショナル 4 2273相当の性能となっています。
国内では販売されていませんが、どうしても欲しい場合は海外通販のebayなどで購入可能です。この場合、電源プラグが日本のコンセント(Aタイプ)に対応していない可能性があるので、必要に応じて変換プラグを用意しましょう。また、電圧に関しても日本の100Vに対応しているか確認が必要です。
エーハイム プロフェッショナル ビルトインヒーターモデル
エーハイムのプロフェッショナルシリーズ(3、3e、4+)の海外モデルとeXperienceには、ヒーターが一体になったモデルが存在します。250、350などのモデル名の末尾にTがついた「350T」などの名称のフィルターは、ヒーター一体型モデルです。
エーハイム製の外部フィルターを改造して自作ビルトインヒーターを作る方法は数多く紹介されていますが、海外製であってもメーカー品を購入するほうが幾分安心できるはずです。配送に少々時間とお金はかかりますが、手間は圧倒的に抑えられます。ebayのこちらのページから購入可能です。
販売終了となったシリーズ
ここまでで、エーハイムの外部フィルターにはかなり多くの種類があることが分かってもらえたと思います。しかしこの他にも、既に廃盤になってしまった製品を含めると、その数は更に膨れ上がります。
ここでは参考までに、既に販売が修了しているエーハイム製外部フィルターのラインナップについても簡単に紹介しておきます。
エーハイム エコ
エーハイム エコは、エコ・コンフォートの前身となったシリーズです。エコ S(2231)、エコ M(2233)、エコ L(2235)の3種類のラインナップが存在しました。自動呼び水機能を備えた画期的な外部フィルターとして登場しました。
このシリーズからインペラーとシャフトを改良し、低騒音化、流量向上を果たしたのが現在のエコ・コンフォートです。エコ・コンフォートの登場によりお役御免となりました。
エーハイム エコ・コンフォート プロ
エコ・コンフォートにプレフィルター機能が搭載された上位版として、エコ・コンフォート 2234/2236に対応する、2034/2036というモデルが販売されていました。
現在ではエコ・コンフォート プロとしての販売は修了していますが、プレフィルターキットの販売は継続されています。
こちらのプレフィルターをエコ・コンフォートのろ材コンテナ最上段と交換して設置する事により、エコ・コンフォート プロと同等の能力を持ったろ過装置を再現できます。
エーハイム アクアコンパクト2004
メーカーホームページでは廃盤との記載はありませんでしたが、販売されているのはアクアコンパクト2005ばかりで、2004は見かけないのでこちらに記載しました。2005と性能的に被っている部分が多く、このタイプの外部フィルターが必要な人は2005を購入すれば事足ります。
アクアリウムに欠かせない、エーハイム製の外部フィルターについて徹底解説しました。他のろ過フィルターと比べるとやや高価ではありますが、その性能は間違いありません。ろ過フィルターは頻繁に買い換えるものでもないので、最初に高性能なものを買っておいたほうがかえって安くつくことも多いです。エーハイムの外部フィルター、試してみませんか?