どうしてこうなった…絶滅危惧種の亀を15匹も食べた男を拘束

A Gopher Tortoise Coming Out of his Burrow
A Gopher Tortoise Coming Out of his Burrow / Holmes Palacios Jr.

この間書いた記事にいただいたコメントで思い出したんですが、少し前に外来種のアカミミガメ(ミドリガメ)の処分の方法として食用を検討し、実際に試してみた人がいるというニュースがありました。アカミミガメは日本にかなり定着してしまっている外来種で、日本の亀の棲家を奪うなど在来種の亀の減少に確実に影響を与えています。それはもはや積極的な駆除が必要なところまで来ているんです。

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その駆除・有効活用の方法の一つとして食用にしてしまおうという案が出て実験もされているのですが、多くの人はスッポンのような一部を除きカメなんて食べたいと思わないですよね。私も常々駆除の必要性を感じてはいるものの、申し訳ないですがやっぱり亀なんて食べたいと思えません。はっきりいっておいしくなさそうです。

その一方でアメリカには好き好んでカメを食べている人がいたようです。しかし食べていたのは絶滅危惧種の亀で法的に保護されているものだったため、警察に拘束されてしまっています。これもうわかんねぇな…。

絶滅危惧種のカメを15匹食べた男を拘束

"食べたのは絶滅危惧種のカメ15匹、米フロリダ州の森で男拘束"
抜粋

[マイアミ 28日 ロイター] – 米フロリダ州で、絶滅危惧種に指定されているカメ15匹を食べた疑いで男が身柄を拘束された。同州の野生生物保護当局が明らかにした。

当局職員のトーマス・リードさんが、通報を受けて西海岸のシトラス郡にある森に向かったところ、地面にはタイヤの跡があり、希少なアナホリゴファーガメの甲羅が複数放り出されていた。翌日に再び訪れた際には、11匹の生きたアナホリゴファーガメが入った容器が見つかった。

リードさんが隠れて待ち伏せしていたところ、1人の男が戻ってきて、カメを食べたことを認めたという。容器に入っていたカメは放された。

<-後略->

この男が食べたのはアナホリゴファーガメ(Gopherus polyphemus、Gopher tortoise)というカメで、アメリカ合衆国の固有種です。基底が砂で低木が点在する草原のような場所に生息していますが、現地では開発などの影響により生息数が減少しています。ペットとして飼育されることもありますが、ヨーロッパ産のCB個体が少数流通するのみで非常に稀です。

最大甲長は40cm弱と大きめなので、アカミミガメなんかよりは食べごたえもあるのかもしれません。それでもなんでそんなことを、という気持ちはありますが…。クセになる味だったんでしょうか。

日本での試み

日本ではアカミミガメの処分・活用方法として食用にすることを提案している人もいます。臭みや衛生面への対処にはかなり気を遣っているようです。

参考神戸新聞NEXT|明石|大量繁殖のミドリガメ活用 “カメチリ”に挑戦 明石(元記事削除済)

神戸新聞の記事によると、味は淡白でおいしいが食べられるところがあまりないそうです。まあそりゃ見た感じほとんど甲羅ですもんね…。

侵略的な外来種の駆除・活用の方法の一つとして食用を考えるのはとても面白く価値のある試みですが、間違っても絶滅危惧種は食べないようにしましょう!それじゃあ保護になりませんので。一部の亀愛好家(食的な意味で)の方々は注意してくださいね。

もうアレだしいっそのこと日本に来てアカミミガメ食べてもらったらいいんじゃない?

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どうしてこうなった…絶滅危惧種の亀を15匹も食べた男を拘束
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コメント

  1. koi より:

    こんばんは。

    食用アカミミガメの次はリクガメを食べていた人間がおりますとな・・・大航海時代は保存食としてリクガメを捕獲していたと聞いたことがありますが、この時代にあえてリクガメとはなんとも奇怪で仕方無いですね。

    • K-ki K-ki より:

      koiさん、こんばんは。

      大航海時代の保存食という話もそうですが、中国ではクサガメが食用だったりもするようです。ウミガメやスッポンも食べられるわけですし、思っているよりはカメを食べる人っているのかもしません。

      しかしまあこの時代になんで、っていうのはまさにそのとおりですね。せめてもうちょっと他のものにならなかったんでしょうか…。

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