• 最終更新日:2017/03/10 約4分

ゴミのポイ捨てのせいで甲羅が変形した亀「ピーナッツ」のお話

Peanut The Turtle
D5826_CM-140 / MoDOT Photos

人間が捨てたゴミのせいで、野生の生き物たちに様々な被害が及ぶという話を時々耳にすることがあるかと思います。つい先日、そのような被害にあった亀のお話がニュースとして取り上げられていたので、このブログでも紹介します。

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「Peanut(ピーナッツ)」と名付けられたこの亀は、まさにピーナッツのように歪に変形した甲羅を持っています。もちろんそういった種類の亀というわけではなく、ポイ捨てされたゴミが原因だそうです。この亀は一体どんな経験をしてきたのでしょうか…。

ゴミのポイ捨てのせいで甲羅が変形した亀

"ゴミのポイ捨てにより甲羅が変形した亀の「教育者」としての役割"
抜粋

米ミズーリ州で、ゴミのポイ捨てについて啓蒙するためのマスコットとして知られるようになったミシシッピアカミミガメもまた、被害に遭ったカメだ。“ピーナッツ”と名付けられたその甲羅の形は、たしかに落花生のようにくびれた形。若い頃、缶飲料についているプラスチック製のリングに挟まり、締め付けられたまま成長してしまったため、歪な形になってしまったという。

米メディア・ドードーのインタビューで「このカメの姿から、人間は多くを学ぶべきです」と語るのは、ミズーリ州保全局のエイミーさん。“ピーナッツ”は1993年に動物園に運ばれてきたそうで、20年経った今でも、その姿を訪れる人々に見せることで「教育者」として役目を果たしているという。

この「ピーナッツ」は、子亀の時にポイ捨てされていたゴミに挟まってしまい、そのまま成長するしかありませんでした。その結果がこの落花生のようにくびれた甲羅ということで、このような環境でも生き抜く爬虫類の生命力を感じるものの、やはり人間のせいでこんなことになってしまったことには申し訳無さを感じます。

現在ではその経験を活かして(?)ゴミのポイ捨てに対する啓蒙活動のマスコットになっているそうです。やはり、この姿を見て何も感じない人は少ないでしょう。亀だけでなくこのような被害を受ける動物が少しでも減ると良いのですが…。

ピーナッツのストーリー

ニュースを読んでこの亀の生い立ちに興味がわいたので、もう少し掘り下げて調べてみました。米ミネソタ州の「Department of Nature Resources」(天然資源省といったところでしょうか)のサイトでピーナッツについて説明されてたので、こちらを参考に紹介していきます。

ピーナッツは“red-eared slider”すなわち「ミドリガメ」の名前で日本でも親しまれている「アカミミガメ」という種類の亀で、1993年にミズーリ州で発見されました。子亀の頃に缶ジュースを束ねるようなリング状のゴミに挟まって抜けなくなってしまったようです。

ピーナッツは1993年に発見されるまでおよそ4年間ゴミに挟まったままの状態でした。その間にゴミによって締め付けられた部分以外の甲羅だけが成長し、写真のような歪な形へと変わってしまったのです。もしこのゴミに狭まったのが例えばカワウソのように硬い表皮を持たない生き物であったなら、締め付けられた部分から先が壊死してしまいきっと生きてはいられなかったと思われます。

亀のことを多少知っている方なら分かると思いますが、ピーナッツの変形してしまった甲羅はもう本来の形に戻ることはありません。ー生を通じて消えることのないハンディキャップを負ってしまったことになります。この亀は運良く人間に見つけられて保護されましたが、このような状況に陥った大多数の生物は、背負ってしまった大きなハンディキャップに抗うことができずにいずれ死んでしまうことでしょう。

ピーナッツの存在は、我々人間に多くの物事を考えさせるのは間違いなさそうです。

ほくの少しの思いやりを

ピ-ナッツの衝撃的な姿は大きな反響を呼んでいます。いままで気にも留めなかったことでも、こういった被害状況を目の当たりにすると、考え直させられるものですよね。こんな姿になってしまつた一匹の亀から、学ぶべきことがきっとあるに違いありません。

アメリカ合衆国ミズーリ州から、ゴミのポイ捨てのせいで甲羅が変形してしまった亀「ピーナッツ」のニュースをお届けしました。人間にとってはゴミのポイ捨てなんて大したことないように思ってしまうかもしれませんが、小さな生き物たちにとつては死活問題となることも少なくないようです。日頃からちよっとした思いやりを持って暮らせば、こんなトラブルも少しは減るのかも知れませんね。

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著者:K-ki
K8ki・けーきはK-kiのシノニム。
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生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。
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