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両棲類・爬虫類の聖地”iZoo”で世界一美しいカタツムリが繁殖

2014/10/28

iZoo(イズー)という動物園を知っていますか?
日本最大の爬虫類・両生類の動物園で、「見て!触れて!驚く!」をテーマにした体感型動物園です。
メインの展示動物は両棲類・爬虫類なんですが、ハダカデバネズミなどのように両棲類・爬虫類でないけれどちょっと珍しい生き物も展示しているようです。

そんなiZooで、世界一美しいカタツムリの繁殖に成功したそうです。
カタツムリまで扱っているなんて…手広いなiZoo!

世界一美しいカタツムリ、コダママイマイ

"静岡県の動物園で、世界一美しいカタツムリの繁殖に成功"
抜粋

静岡県にある動物園・「iZoo」は、コダママイマイの繁殖に日本で初めて成功したと発表した。

繁殖に成功したのは、鮮やかな殻とつやのある体により、世界一美しいカタツムリといわれる「コダママイマイ」。コダママイマイの赤ちゃんの体長は、わずか約1ミリだ。「iZoo」は、日本最大の爬虫類・両生類の動物園。ヘビやトカゲ、カメなどを間近で見ることができ、餌やりや触れ合いを「体験」して楽しめる。絶滅危惧種のガラパゴスゾウガメにも、日本で唯一触れ合うことができる動物園だ。

<-後略->

誰が言い出したのかは分かりませんが、コダママイマイというカタツムリが世界一美しいとされているそうです。
聞いたことが無いなと思って調べてみると、キューバの固有種とのこと。
よく考えたら私も別にカタツムリに詳しいわけでも無いですし、知らなくても当然かも…

コダママイマイの概要

学名は”Polymita picta”、英名では”Cuban land snail”または”painted snail”と呼ばれています。
派手な色合いが特徴で、個体によってもかなり色合いが異なるそうです。
iZooのFacebookでの投稿にコダママイマイについて触れていたものが合ったので紹介します。

この投稿からも個体による色合いの差が激しいということがわかると思います。

植物に発生するスス病を食べるので益虫とされているのですが、スス病しか食べないので餌の確保が難しいそうです。
その食性から生態系の中でも植物の病気抑制に大きな役割を担っていると考えられています。
現地では山岳地帯やコーヒー農園に生息する、殻径は2~3cmとそこそこ大きめのカタツムリだそうです。

コダママイマイの子供は40匹以上生まれているそうです。
できるだけ多くの子に大きくなってもらい、美しい姿をたくさん見せて欲しいですね。

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まとめ

K-ki

カタツムリに詳しくないので世界一かは分かりませんが、キレイですねー。
このコダママイマイはキューバでは保護動物に指定されているようです。
日本の動物園でそのような貴重な生き物の繁殖に成功したというのは嬉しい出来事ですね。
iZooに行ってぜひ見てみたいです!

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K-ki

K8ki・けーきはK-kiのシノニム。 AquaTurtlium(アクアタートリウム)を運営しています。 生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。 好きなことはとことん追求するタイプ。

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