こんにちはー。最近引っ越したK-ki(K-ki@AquaTurtlium)です。引っ越しを期に、水槽を新設しようと思っています。
実は、ここ最近は住んでいた家に水槽を設置するが難しかったため、水槽なしの生活を送っていました。そんな生活で溜まった鬱憤を晴らすべく、引っ越したらすぐにでも、まずは60cmの水草水槽あたりから立ち上げてやろうと目論んでいたのですが…。
詳細なタンクデータを収集・管理・共有したい
今度の水槽立ち上げは、種水なども使用しない完全新規の立ち上げになります。アクアリストならわかると思いますが、水槽をいくつか管理しだすと種水だのろ材だのを使いまわし立ち上げの手間を減らしてしまうため、完全新規で水槽を立ち上げる機会はそう多くありません。
一方、アクアリウムの初心者は、ほぼ確実にこの完全新規立ち上げを経てアクアリウムの世界に飛び込むことになります。そのため、初心者に立ち上げのコツを伝えるなどの目的においては、完全新規の水槽立ち上げ時のデータというのは、かなり重要かつ貴重なものになるはずです。
ならばしっかりと水温やpHを測定し、継続的にデータを記録すればいいじゃない!というのは当然のご意見ですが、そこはズボラなK-kiのことです。3日坊主かそれに近い状態になるのは目に見えています。
そこで以前から密かに温めていた、「水質などのタンクデータを測定・共有できるサービス」を作りたいというアイデアと合わせて、自動的なデータ取得に対応したタンクデータを測定サービスを作ってみようと思っています!
アクアリウム用の水槽管理サービスってどんなもの?
そうは言ったものの、そんな複雑なサービス(特に、インターネットを介してのサービスを想定しているのでウェブサービス)はすぐに作れるものではありません。とりあえずはできそうなところ、それでいて最低限使えるレベルのところまで作り込んだ時点で公開し、色んな人に使ってみてもらいながら改善していく方法を取ろうと思っています。
現時点ではまだ使えるようなものはできていませんが、次のようなシステムを目指しています。
水質の時系列データをグラフ表示する
一般的なアクアリウム用品では、ある一瞬の水温やpHを図ることはできますが、それが時間の経過に伴ってどう推移しているのかを可視化はしてくれません。データを解析する場合、一瞬の状態だけで水槽の状態を見極めるよりも、時間的にどう変化してきているのかを知ったほうが、得られる情報は明らかに多くなります。
そこで、水質データを適宜記録し、下の画像のようなグラフで表示してくれると非常に役立つのではないかと考えました。
このようにグラフ表示すれば、水槽の状態が時間的にどう変化しているかをひと目で確認することができます。仕事や学校ででかけていてる昼間に、水温が想像以上に上がっていた!なんてこともわかるようになりますね。
水温・pH・気温・湿度の自動取得を可能にする
冒頭にも書きましたが、水温を測ってそれを逐一記録するような作業は、かなり面倒です。私みたいなズボラ人間にはとてもじゃないですが継続できません。そこで、データ取得はできる限り自動化したいと考えます。
これを実現するためには水温センサ、pHセンサなどのハードウェアが必要になるため、どうしても難易度は高いです。しかし、技術的には可能です。
自分用の水温センサは既に仮制作し、まともに動きそうだということもわかっているので、どうにかしてこのハードをいろいろな人に届けれるような環境を整えたいです。
手動入力にも対応する
自動ですべてのデータを集められればそれがベストですが、自動測定を実現するためには多額のお金が必要になるようなデータは、安価な方法で手動測定し、データを手入力したほうがコストパフォーマンスに優れると思います。
そのため、手動でのデータ入力にも対応する予定です。これにより、色々なツールを使い分けてタンクデータを管理する必要がなくなり、タンクデータを一元的に管理できるようなシステムになるのではないかと思っています。
インターネット上で水質データを閲覧できる
そもそも、水槽のデータを確認するために、いちいち水槽のそばに近寄って、水温計の数字を読むなんて面倒じゃないですか?せっかくデータの自動入力などを実現するなら、手元のスマートフォンなどで簡単に水槽の状態がわかったほうが便利ですよね。
こうすることで、学校や仕事で家を空けていたとしても、出先から水槽の状況を確認することもできます。
他の人の水槽のデータを見れるようにする
例えば、ミクロラスボラ・ハナビを飼育したいと思ったとき、あなたならどうしますか?
ネットでハナビを飼っている人のブログを読んだり、飼育サイトを調べたり、あるいは本屋さんで熱帯魚の飼育本を探したりすると思います。こういったアプローチはもちろん重要ですが、実際の飼育の様子を伝えるには、やや情報が不足しがちです。
本当に欲しい情報は、最適水温〇〇℃、pH××のように形式張った情報ではなく、水温が何度くらいなら実際に問題なく生きているのか、pHがどう変化したタイミングで産卵したのかなど、もっと現実に即していて、正確なデータのハズです。
他の人が管理している水槽の、詳細な水質データを見ることができれば、同じような水槽を再現することも難しくなくなるでしょう。このように、多くの人が熱帯魚の飼い方について現実に起こったデータを公開・共有することで、どう飼育したら成功し、どんな失敗が起こり得るのか、という情報を集めてみんなで活用できるようにしたいと思っています。
欲しい機能など意見・要望を大募集中!
このページで紹介したアクアリウム用の水槽データ管理サービスは、まだまだ開発中(というか構想をねっているような状態)でいつリリースできるかを発表できるような段階ではありません。できるだけ多くの人に使ってもらえるものにしたいと思っているので、多少時間はかかっても、使いやすいものにしたいと思っています。
そのためにも、このサイトの読者の皆さんから、いろいろな意見・要望をもらいたいんです。「こんなことができるようにして欲しい」「あんなことで困っている」など、些細なことでも構わないので、コメントやSNSのメッセージなどを送ってみてください!
ご意見お待ちしています。気兼ねなくどしどしコメントしていってくださいね!