20cmキューブ水槽に藍藻が発生したということは、これまでも何度か記事にしてきました。対処法を考えたり、原因を追求したりと、色々と対策も打ってきました。
アクアリウムの厄介なコケの代表格・藍藻(シアノバクテリア)について解説しています。藍藻とは何か、発生原因は何か、どんな被害を及ぼすのか、どんな対策・駆除方法があるのか等を紹介しています。確実な効き目のある薬品も紹介しています。 水草水槽の大敵・藍藻ですが、生物濾過仕様に改造した外掛け式フィルターがその原因となる可能性があります。想定外の使用法なので水流低下や遮光不足が藍藻等のコケ発生の原因となりえます。実際の藍藻発生事例と対策方法を紹介します。
水草水槽の厄介なコケ!藍藻(シアノバクテリア)対策と駆除
藍藻の発生源を特定!原因は改造した外掛け式フィルター!?
これまで記事にした内容では、原因となっている外掛け式フィルターを掃除して藍藻の根源を断ち、既に水槽内に広がった部分については手で除去するという方法を取ったとしていました。冒頭の藍藻に覆われてしまったモスは、サムライモスというちょっと珍しいモスなのでできれば捨てたくなかったのですが、どうにも収まらないので泣く泣く上の写真くらいまでカットして捨てました。除去直後は少し収まったかな、という印象だったのですが、その後時間の経過とともに藍藻が再発生してくるようになったので、薬品を使用して除去することにしました。
今回使用したのはオキシドールです。藍藻対策用薬品のアンチグリーンとほぼ同じ成分だと言われています。ネット上では藍藻に効果があったという報告も多くあるので、効果の検証も兼ねて利用してみることにしました。何より安いですからね!
オキシドールは効果がある
オキシドールの効果にはやや疑問を持ちながら使用し始めましたが、思っていた以上に効果があります。詳しい使い方はまた別の記事にする予定ですが、オキシドールを使うと確かに藍藻は激減します。2~3日で全く見当たらなくなるくらいです。これはすごい!
藍藻の根絶には至っていない…
これは凄い!と思っていたんですが、数日経つとまた藍藻が復活してきていることに気づきました。オキシドールは、4日間に渡って少しずつ量を増やしながら水槽に添加していくのですが、4日間の添加が終わって数日経つとまた藍藻が復活してくるのです。オキシドールの使用直後は確かに藍藻の姿が見えなくなっているのに…。
オキシドールを添加して藍藻が死に絶えたと思って数日すると復活、またオキシドールを水槽に入れて今度こそ撲滅!とおもっても数日後に復活…というのをもう3回位繰り返しています。それでもオキシドールの添加をやめて数日経つと、上の写真のようにショートヘアーグラスの隙間などに藍藻が絡まっています。思った以上に藍藻ってしつこいんですね…。もう結構辟易してきています。いい加減に諦めてくれよ!
オキシドールによる藍藻対策まとめ
とりあえずできることを続けるしか無いので、もう少しオキシドール添加を継続してみます。本来は4日間くらいで添加をやめるみたいなのですが、もうちょっと頑張って1週間くらい継続して添加し続けてみようかと思っています。オキシドールは分解されて最終的には水と酸素になるらしいので、あまり生体や水草に悪影響を与えなさそうなのがちょっと安心できるところです。これはもう藍藻との根比べなんでしょうか…。