こんにちはー。スマホはAndroid派のK-ki(K-ki@AquaTurtlium)です。気付けばこのサイト「AquaTurtlium」の読者もスマートフォンで読んでくれている人が3分の2くらいを占めるようになっています。それだけスマートフォンって世の中に普及してるんですね。まだ登場から5~6年しか経っていないのにすごいスピードです。
スマートフォンの良いところといえば、やっぱり豊富なアプリですよね。色々なことが簡単に出来ちゃうスマホアプリですが、これをアクアリウムにも活かしていますか?
今回は、アクアリストならぜひとも活用してみたいAndroid/iPhoneアプリを、私が実際に使ってみて紹介します。スマホを活用して1つ上のアクアリストを目指してみる!?
アクアリウムの熱帯魚図鑑500
アクアリウムの熱帯魚図鑑500は、アクアリウム情報誌「アクアライフ」の情報を元に、加筆修正の更新を加えてスマートフォン向けとして再構築したアプリです。開発者の説明によると、「2009年12月発売の月刊アクアライフNo.433」の情報に基づいているそうですが、アクアライフの2009年12月号はNo.365です。No.433は2015年8月号なので、アプリのリリースよりも後ということになってしまいよく分かりません。単なる誤記でしょうか。
アプリのホーム画面はこんな感じ。熱帯魚図鑑という名前ではありますが、飼育環境や病気についての知識紹介、水草のデータにフォトギャラリーまであります。
肝心の図鑑はこんな感じです。全長・分布・飼育できる水槽サイズ・適応水質(pH)・飼育難易度・食べるエサ、そして簡単な特徴の紹介がされています。はっきり言って情報は薄いですが、500種類もの熱帯魚がまとめられているので質より量でカバーというところでしょうか。
まあ熱帯魚ショップに行ったときに、サクッと調べる用途くらいには使えます。飼育環境や病気の紹介もボリュームはこれくらいなので、このアプリ1つでアクアリウムをマスターできるなんて思わないことですね。
ギャラリー機能はそこそこ綺麗な写真がいっぱいあるので見ていて楽しいです。小型魚・大型魚・日淡など種類が豊富で、多くの人が楽しめると思います。
アクアリウムの海水魚図鑑ATLAS1200種+α
アクアリウムの海水魚図鑑ATLAS1200種+αは、「アクアリウムの熱帯魚図鑑500」と同じA-Brainが提供している海水水槽(マリンアクアリウム)向けの図鑑アプリです。
同じ会社が開発しているだけあり、ユーザーインターフェースなどはほぼ同じです。対象が淡水魚から海水魚になったのが一番大きな違いですね。
ただし、ちょっと値段が高いだけあって、飼育器具の説明などには写真が入ってきたりして内容が結構充実しています。私はマリンアクアリウムに関してはあまり知識がないのですが、それくらいのレベルだと普通に役に立つ情報に感じられますよ。
飼育例の紹介にも、写真付きタンクデータの紹介があり、参考人成りますし見ているだけでも面白いです。個人的にはアクアリウムの熱帯魚図鑑500よりも役立ち度は高いと感じます。もちろん図鑑や書籍と比べると情報量は全然少ないですが、値段を考えれば十分でしょう。
熱帯魚&水草図鑑322選
熱帯魚&水草図鑑322選は、インターネットプロバイダ事業などを行っているBIGLOBEが提供しているアクアリウム向けの図鑑アプリです。先ほど紹介した「アクアリウムの熱帯魚図鑑500」と比べると収録されている数が少ないな、と思うかもしれませんが、コンテンツの質はこちらの方が高い印象です。
アプリのホーム画面。アクアリウムの熱帯魚図鑑500と大きな違いはありません。
図鑑画面はこんな感じです。コリドラス・ステルバイをサンプルに紹介してみましたが、アクアリウムの熱帯魚図鑑500よりは多少テキスト量が多いですよね。
図鑑だけでなく、付加機能のシイクホウホウや濾過の説明もこちらのほうが充実しています。
操作方法などもよく似ています。特にギャラリーページは瓜二つと言っていいほどそっくりです。
熱帯魚&水草図鑑と銘打っているだけあり、水草についての情報量はアクアリウムの熱帯魚図鑑500よりも上です。
以前はiPhone版もありましたが、現在は配信が中止されています。iPhoneユーザーにとっては残念ですね。
MarineAquarium(マリンアクアリウム)
こちらはお役立ちアプリではなく、ただひたすらスマホの中に作った海水水槽を眺め続けるだけのアプリです。エサやりすらなく、ゲーム性は全くありません。要はスクリーンセーバーみたいなものです。iPhoneではバージョン2.6、Androidでは3.2が最新のようです。
このアプリでは海水水槽の様子が、とても綺麗な3Dグラフィックスで描画されています。おじさんみたいですが、最近のスマホってグラフィック関連もすごいですよね。全然カクカクしたローポリゴンっていう雰囲気ではなく、普通に綺麗です。これならゲーム性がなくてもずっと眺めていられそう…。
もちろん横表示にも対応しています。やはり水槽は横長の方がしっくりきますね。
実はこのマリンアクアリウムは、スマートフォン用のアプリだけでなく、PC(Windows/Mac)用の海洋シミュレーションソフトとしても販売されています。機能的にはスマホ版と大きな差はなさそうですが、PCの大画面で見られるだけでこのアプリの長所が活かされますね。
Android版は最初の48時間に限り、無料で試用することが出来ます。PCにもお試し版があります。
Android版のバージョン3.2では、28種類の魚+ヒトデの29種の生き物から自分の好きな魚を選んで水槽内に配置できます。29種の魚は以下の通りです。
ベーシック
- ソラスズメダイ
- キイロハギ
スタンダード
- ナンヨウハギ
- トゲチョウチョウウオ
- ミスジリュウキュウスズメダイ
- フエヤッコダイ
- サザナミヤッコ
- カクレクマノミ
- ロイヤル・グラマ
- スミレナガハナダイ(オス)
- パープル・サージョンフィッシュ
- ゴールデン・バタフライフィッシュ
プレミアム
- ワヌケヤッコ
- キミオコゼ
- タテジマキンチャクダイ
- フレーム・エンゼルフィッシュ
- フレンチ・エンゼルフィッシュ
- ハナミノカサゴ
- ハタタテダイ
- ミスジチョウチョウウオ
- ニシキヤッコ
- ロック・ビューティー
- ヒトデ
- パウダーブルー・タン
- アカツキハギ
- モンガラカワハギ
- ハシナガチョウチョウウオ
- ムラサメモンガラ
- クイーン・エンゼルフィッシュ
こうやって見るとかなり種類が多いですね。これだけいれば1種類は好きな魚がいるんじゃないでしょうか。もちろん1種類の魚だけをたくさん泳がせることもできるので、楽しみ方は人それぞれです。例えばこんな風に、カクレクマノミだけをたくさん泳がせるという楽しみ方もアリです。
ちなみに水槽内に配置する魚を選ぶ画面では、簡単な図鑑として学名や分布などが紹介されています。
ただし「プレミアム」の項目の魚は無料の試用期間では利用できないので注意してください。まずは試用版で、綺麗なバーチャル・マリンアクアリウムの世界を体験してみましょう!
かたつむりと亀模様柄壁紙
こちらはアプリというよりスマートフォン用の壁紙画像です。このアプリをインストールすることにより、ライブ壁紙として「かたつむりと亀模様柄壁紙」を設定することが出来るようになります。
設定するとこんな感じになります。独特の幾何学的な模様で亀とかたつむりが表現されています。何だかペルシャ絨毯とかにありそうな柄で、中々におしゃれです。
ライブ壁紙というのは、普通の壁紙のような単なる画像ではなく、プログラムによる高度なアニメーションや簡単なアプリ程度の働きをしてくれるという特徴があります。しかしこの「かたつむりと亀模様柄壁紙」は、せっかくのライブ壁紙であるのにそういった機能は一切なく、それどころか横画面表示にすら対応していません。
そのせいでホーム画面では画面回転機能をオンにしていても横画面表示にならず、充電時など強制的に横画面表示になる時(使用端末によります)には、壁紙が真っ黒になってしまいます。
せっかく綺麗な柄をしているんですから、せめて横画面表示くらいは対応して欲しいですね…。
番外
アクアリウムは関係ないんですが、ついでなので私がこのタイミングで購入したアプリもサラッと紹介しておきます。
R-TYPE Ⅱ
横スクロールシューティングゲームの名作「R-TYPE II」。10年位前にもガラケーのアプリか何かで遊んだ覚えがあるんですが、面白いんですよねー。
ブログを書こうとする私の時間を容赦なく奪っていきました…憎い…。しかもまだノーマルモードの2面までしかクリア出来ていないという厳しさ…。私ゲーム苦手なんですよ。っていうか難しくないですか? ボスの倒し方とかよく分かんないんですけど…。
MONUMENT VALLEY
MONUMENT VALLEYは世界中のトリックアートやだまし絵に着想を得たパズルゲームです。ゲームの世界観というか雰囲気が、すごく良いです。
ステージ内の構造物を動かして道を作り、ゴールを目指すのですが、動かした構造物がだまし絵のように思わぬところで道を作ってくれるんですよね。ゲームに不慣れな私でも、ライトな感じで楽しめます。
Amazonでアプリをお得にダウンロード!
あまり細かいことは説明しませんが、AndroidアプリはGoogle Playだけでなく「Amazon Android アプリストア」からダウンロードすることも出来ます。特に有料アプリは10%のポイント還元があるので、お得にダウンロードすることが出来ます。
また、このアプリをダウンロードしていると、たまにAmazonからアプリストアで使えるポイントがプレゼントされることがあります。実は今回購入したアプリの大部分も、こうやって貰ったポイントで購入したものです。ダウンロードからインストールまではちょっと面倒ですが、お得にアプリをゲットできますよ!
今回はアクアリウムに役立つAndroid/iPhoneアプリを紹介しました。今まであまりスマートフォンのアプリをアクアリウムに利用するなんて考えたことはありませんでしたが、使ってみると役立つものもありそうですね。興味を持った人は試してみてくださいね!