水槽のファン(クーラー)とヒーターを切り替えるタイミング

水槽のファン(クーラー)とヒーターを切り替えるタイミング

私の近辺ではこの頃急に冷え込んできました。
少し前まではまだ夏だなと思っていたものですが、今年は特に季節の移ろいが早いように感じます。
こういう時期はアクアリウムや両爬趣味の人間にとっては、急激な温度変化で色々と問題が起こりやすく気をつけないといけない時期ですよね。

少し前にはこれからの寒くなる時期に向けた水上葉の取り扱いについての記事を書きました。

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今回は寒くなる時期に向けた水槽の管理についての話題です。
冷え込みで大事な生体が調子を崩したりしないよう、早めに手を打っていきましょう。

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水温をこまめにチェックする

季節の変わり目はいつも以上に水温を気にするようにして下さい。
水槽では水量が限られているので思っているよりも急に水温が変化していることがあり、そういった変化は生体に負担を与えます。
飼育している生体にもよりますが、一般的には特に水温が26℃をまたぐ頃が冷却から加温へ、加温から冷却への切り換えのタイミングの目安になると思います。

設定温度によってはこの水温になるよりも前からヒーターやクーラーが作動しなくなると思いますが、作動していない間は電気代もサーモスタットの分くらいしか掛からないのでわざわざクーラーやヒーターを取り外さなくても大丈夫です。
冷却から加温、加温から冷却への切り換えのタイミングで不要な設備の除去と必要な設備の設置を同時に行うほうが作業が少なく済んで楽です。

水槽の冷却ファン・クーラーを片付ける

上に書いた目安の水温で設備の交換をすればいいだけなのですが、私の水槽でもちょうど今日冷却ファンを片付けてヒーターを稼働し始めたので、その作業の様子も紹介していきます。

20cmキューブ水槽

まずは20cmキューブ水槽と90cm亀水槽に設置していた冷却ファンを片付けます。

20cmキューブ水槽のテトラ製冷却ファン

こっちが20cmキューブ水槽の冷却ファンです。
以前にも紹介した、テトラのCF-60 NEWというファンです。

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このファンはGEXのファン専用サーモスタット FE-101で稼働させているので、逆サーモも片付けます。

冷却ファンと逆サーモを元のパッケージにしまう

また今後も夏には使うので、購入時のパッケージに閉まっておきます。
自分でもこういうところA型だなーと思うのですが、結局これが一番かさばらなくて便利なんですよね。

90cm水槽

次は90cm水槽のファンを片付けます。
90cm水槽はオーバーフロー濾過なので、濾過槽にファンを取り付けて飼育槽のスペースを広くしています。

90cm水槽の自作冷却ファン

このファンは以前、PC用の冷却ファンを利用して自作したものです。
細かい自作方法は以下の記事で紹介しています。

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90cm水槽は大きいので、どれだけファンで冷却しても水温が下がり過ぎることはないため逆サーモを取り付けていません。
なので片付けるのはファンだけです。

ファンとフタ受けを分離

上のリンク先記事でも説明していますが、ファンを濾過槽に取り付けているパーツは濾過槽のフタ受けになっているので、上の写真のようにファンから分離します。

フタ受けを使用した様子

見難いかもしれませんが、こんな感じで可動式の濾過槽のフタのフタ受けになっています。
ちなみにこの濾過槽の可動式のフタも塩ビ板で自作したものです。
以下の記事で詳細な自作方法を紹介しています。

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たかがフタですが、あると結構便利なんで作ってみるのもオススメですよ!

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ヒーターを設置する

水槽からファンを取り外せたので、次はヒーターを設置します。
20cmキューブ水槽は割と寒さに強い生体しかいないので、特にヒーターを付けなくても問題ないのですが、亀は水温が下がると冬眠モードに入ります。
ですが室内だと冬眠するほどは水温が下がらず、でも活性が下がってエサを食べなくなったりとマズイ事になってしまいます。
なので冬場はしっかり保温します。

ということで、90cm水槽と調子の悪い亀を隔離している45cm水槽の2つにヒーターを設置します。

90cm水槽

90cm水槽はカメ水槽なので水位が25cm程度と90cm水槽にしては水量が少ないですが、オーバーフローなので濾過槽が50リットルほどあり結局一般的な90cm水槽程度の水量となっています。
この水槽には、私がヒーター関連で一番信頼性が高いと思っているエヴァリス製のヒーター・サーモスタットを利用します。

このサーモスタットとヒーターをセットで使用すると、サーモの故障をヒーターが、ヒーターの故障をサーモが監視してくれ、水槽の水が以上に加熱されることを防げます。
ヒーターも2系統になっているので、ヒーターが故障して急に加温されなくなるということも起こりにくいです。

サイズが300Wのものしかないのがネックですが、それさえ問題なければ一番オススメのヒーター&サーモです。

サーモの水温設定は26℃程度に

サーモスタットの水温設定は26℃程度にしておきます。

温度センサーの吸盤がへたりやすい

基本的には良いヒーターとサーモですが、強いて難点を挙げるとすれば温度センサーの吸盤がへたりやすいことでしょうか。
まあこのサーモを使うのも3シーズン目なのである程度は仕方ないですね。
温度センサーの吸盤がへたっても大して問題はないですし。

ヒーターの吸盤がへたると少し不安ですが、ヒーターの吸盤はしっかりしていて3シーズン目でもへたる気配はないので安心です。

水温は26.1℃まで上昇

ヒーターを稼働させる前は冒頭の画像のように水温が24℃を下回っていましたが、ヒーターを稼働させると1時間半ほどかけて26.1℃まで水温が上がりました。
これからは電気代との戦いです…

隔離水槽

隔離水槽にもヒーターを設置します。
ただ手ごろなものがないので、10年物くらいのヒーターを引っ張り出してきました…

隔離水槽のヒーターとヒーターカバー

ヒーターカバーは2年前くらいに買った比較的新しい奴ですが、ヒーターの方はちょっと記憶にありません。
もしかしたら小学生の時にカメを飼ってた時のやつかもしれないので、それだと10年以上前のものになります…

このヒーターはサーモ内蔵型で、水温が自動的に26℃付近に調整されます。
テスト稼働させてみたところ特に問題はなかったので使用することにしました。
余裕があれば新しいヒーターを買わないといけませんね。

ヒーターを設置した隔離水槽

ヒーターを設置しはしましたが、寒くなると外での日光浴もさせづらいので、隔離水槽にも紫外線灯などの装備も近々付け加える予定です。

まとめ

今回は水槽のファンやクーラーを片付けて、ヒーターを設置するという内容でした。春ごろにヒーターからクーラーに変更するときは、これと逆の手順でやればOKです。
季節の変わり目には早め早めに手を打って、生体の状態を落とさないように気をつけます。