爬虫類飼育 病気・疾患

悔やんでも悔やみきれない…根絶できないカメの呼吸器感染症

2013/11/17

ニホンイシガメの甲羅の状態が再び悪化

ウチのイシガメ2匹の内1匹が呼吸器感染症になって以来隔離していたイシガメたちを一つのケージに戻したという記事を少し前に書きました

それからしばらく経った先週の末ごろ,以前までは感染症になっていないと考えていたイシガメの腹甲の一部分が脆くなり崩れかけていることに気付きました

呼吸器感染症と診断された個体の最初のころと同じ症状です…

コレが問題の患部の写真です

カメの呼吸器感染症が再発

左前脚の付け根の部分です

甲羅のふちに近い部分が若干白っぽくなっています

その部分の甲羅を押してみると柔らかく,白い部分は脆くなり爪などで引っかけば崩れてしまいます

どうやら今まで大丈夫だと思っていたこの個体も感染していたようです…

これにはさすがにかなりガックリきました

といっても原因はケージを同一にしたからではないと考えています

そもそもこっちの個体も以前から感染症と診断された個体と同じような症状はありました

ただ,全体的に症状が軽めだったので病院には連れていってなかったんです

たくさん日光浴をさせれば回復していってくれるかと思っていましたが,やはりそう甘くはないです

感染症は投薬などなしで自然治癒は見込めないと考えた方が良かったようです

私の考えが甘かったですね

多分現在感染症が発生している原因は一年ほど前の幼体の時期にさかのぼると思います

カメ飼育に関して知識が乏しく十分にバスキングができない環境での飼育になってしまっていました

そのころから甲羅が全体的に白っぽくなってきていたので,それが感染症の罹り始めだったのだと思います

あの頃にもっと知識があれば,バスキングの重要性についてちゃんと認識していれば,という後悔が尽きません

今はとりあえずいつもの動物病院で薬だけもらってきて投与しています

飼育環境的に2匹分けて飼育することはできないので,一度投薬を終了していた先に感染症と診断された方の個体も含めて2匹ともに薬を飲ませています

この病院は親切なんですが値段が本当に高い…

甲羅の様子を見て体重を量っただけのときでも診察料だけで2000円弱ということもあります

2匹通院させるとなると一体いくらかかるのやら…

色々と考えたのですが,病院に通院させずに治療しようと思い現在いろんなことを調べています

どういう治療方針になるかはこのカテゴリの次回の記事で紹介することになると思います

カメに健康に生きていってほしいだけなのですが,なかなか難しい状況になってしまっています…

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K-ki

K8ki・けーきはK-kiのシノニム。 AquaTurtlium(アクアタートリウム)を運営しています。 生き物とガジェットが好きなデジタル式自然派人間。でも専門は航空宇宙工学だったりします。 好きなことはとことん追求するタイプ。

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