ちょっとリッチな亀のエサ!レプトミン スーパーを分析!

テトラ レプトミン スーパーを分析

亀のエサには値段が高いものから安いものまで、様々な種類の餌があります。今回紹介するテトラ レプトミン スーパーは、実売価格で170gのものが1000円程度ですから、数ある亀のエサの中でもかなり高級な部類のエサです。普通のレプトミンも結構高価なエサですが、それでも220gで1000円くらいですからね。

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高価なのでなかなか買おうと思わないという人もいると思いますし、そもそもなんでこんなに高いの?という気持ちもあると思います。そんなレプトミン スーパーを購入する機会があったので、せっかくですしその特徴や栄養成分などをまとめてみます。

テトラ レプトミン スーパーとは

「テトラ レプトミン スーパー」は、ドイツのアクアリウム用品などのメーカーで、アクアリウムや爬虫類飼育が趣味の人なら知らない人はいないだろうほど有名な、テトラ社製の水棲亀用配合飼料です。亀のエサの定番とも言える、「テトラ レプトミン」のバリエーション商品です。

レプトミンスーパーはほとんどの水棲亀が大好きな天然エビを贅沢に使用しており、非常に嗜好性が高くなっています。そのため値段も高くなっていて、まさにプレミアムなエサと言えます。偏食傾向の強い亀の主食や、状態が良くなかったり食欲が減退している亀の栄養補助食品としての使用が想定されています。

通常のレプトミンよりもカルシウム、ビタミンA、ビタミンD3が多く含まれています。

成分

説明書きより保証成分を引用します。

テトラ レプトミン スーパー テトラ レプトミン
粗蛋白質 47.0%以上 39.0%以上
粗脂肪 7.0%以上 4.5%以上
粗繊維 4.0%以下 2.0%以下
粗灰分 15.0%以下 15.0%以下
水分 9.0%以下 9.0%以下

粗蛋白質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分などのカメのエサに含まれている栄養素については、以下の亀のエサについて栄養・種類・与え方などの面から詳しく解説している記事も参考にしてください。

亀のエサの種類・栄養素・与え方まとめ-カメ飼育はこの餌で!
亀の飼育で重要な亀のエサについてまとめます。爬虫類に必要な栄養素とバランス、配合飼料・生き餌・乾燥餌などのエサの種類、与えてはいけないエサ、エサの与え方等を解説します。亀以外にトカゲ・ヤモリ・ヘビ等の飼育にも役立ちます。

成分表をみると、蛋白質・脂肪・繊維のどれもレプトミンよりも配合量が多くなっており、ミネラルの割合も維持されていることから栄養価の高い良質な餌であることが分かります。ただし栄養価が高ければ亀の健康に良いのかといえばもちろんそうではなく、栄養素のバランスが重要です。

草食性のリクガメの場合には蛋白質は7%程度が良いという話を聞いたことがありますが、ミズガメの理想的な栄養バランスについては情報が無く私もはっきりとした判断を下すことができません。ミズガメは基本的に草食性ではないので蛋白質の要求量もリクガメと比べるとかなり多くなると想像できます。しかし脂肪が高いのは健康にいいとは言えませんね…。後の方でも説明しますが、嗜好性を高くした分動物性の原材料の割合が増えて蛋白質・脂肪の割合も増えた、というのがこのレプトミンスーパーの特徴だと言えます。

結局のところこの成分表を見る限りでは、レプトミンと比べて動物性の原材料を増やして嗜好性を上げた分亀が太りやすいエサだと捉えることができます。

原材料

こちらも説明書きから引用します。原材料は以下の通りです。

シュリンプミール、クリル、植物性蛋白質、野菜類、フィッシュミール、酵母、油脂、藻類、ビタミン類、ミネラル類

シュリンプミールはエビを乾燥させて粉末にしたもの、クリルは乾燥させたオキアミ、フィッシュミールは魚を乾燥させて粉末にしたものです。ノーマルのレプトミンと比較して、こういったエビや魚などの動物性の原材料の割合が増えているのがレプトミンスーパーの特徴です。これは上で説明した内容とも合致しますね。

多くの水棲亀は植物性のエサよりも動物性のエサによく食いつきますから、動物性の原材料が増加しているレプトミンスーパーが嗜好性が高いのも頷けます。

与え方

説明書きには1日最低2~3回、数分で食べ尽くす量を与えるようにと書いてありますが、ある程度成長した亀にこの分量で与えると肥満の原因となりえます。私の場合は餌は2日に1回程度、亀の食い付きが落ち始める程度までの量を与えています。亀がエサを食べなくなるまでではなくて、食べるスピードが落ち始めたら終わりという感じです。

亀はエサを与えれば与えた分だけ食べるので、これくらいにセーブしておかないとすぐにぶくぶくに太ってしまいます。冬眠させる場合にはある程度太らせた方が良いですが、冬も基本的に加温飼育する私の飼育環境ではあまり太らせすぎないようにしています。

ラインナップ・バリエーション

テトラ レプトミン スーパーのラインナップ・バリエーション

テトラ レプトミン スーパーには、85g、170g、310gの3サイズのラインナップがあります。85gと170gは甲長 5~10cm未満のカメ用の小さなスティックタイプで、310gは甲長10cm以上の亀用の大きなスティックタイプとなっています。

85g、170g、310gと3種類のサイズがあるので、試しに買ってみたりだとか、常用するためにまとめ買いするだとかの用途に合わせた買分けができるのが嬉しいですね。大きなスティックタイプを310gよりも少量で販売してくれるとさらに嬉しいのですが、その可能性は低いかな…。

また、より植物質のエサの割合が多く栄養バランスに優れるテトラ レプトミンと、その子亀用製品であるテトラ レプトミン ミニがバリエーション商品として存在します。

亀のエサといえばコレ!ザ・定番「テトラ レプトミン」
水棲亀のエサの定番で、栄養バランスやカルシウム量にも定評のあるテトラ レプトミンを解説します。比較的植物質の原材料が多く、嗜好性は高いというほどではありませんが、歴史がありブリーダーや獣医師からの信頼も厚い亀のエサです。

テトラ レプトミンについてはこちらのページで個別に解説しています。レプトミンスーパーのベースにもなっている餌なので、ぜひ目を通しておいて欲しいページです。

使用感・レビュー

ここからは私が実際に使用してみた感想です。亀が食べる様子などを観察して評価します。

嗜好性はやはり高い

購入したエサを開封するとすぐに、コレは他の亀のエサとは違うな!とわかります。その理由は…匂いです! レプトミンスーパーは亀の餌らしからぬいい匂いがします。人間の私もちょっとおいしそうと思ってしまいました。

亀に与えてみても明らかに他の餌とは反応が違います。一粒与えるとすぐに激しく次のエサを要求してきます。食べ方もがっつくように激しいです。やはり美味しいんだろうなーというのが感じられます。

色揚げ効果もアリ?

オフィシャルな情報ではありませんが、レプトミンスーパーには色揚げ効果があると言われています。色揚げとは、生物の発色をキレイにして見た目を美しくすることです。レプトミンスーパーを与えると特に赤系の発色が良くなるとされています。

その理由は、レプトミンスーパーの主成分であるエビなどの甲殻類には、アスタキサンチンという成分が含まれ、それが赤色の色素だからだと言われています。アスタキサンチンはβカロテンなどと同じカロテノイドの1種らしいです。私はレプトミンスーパーをあまり継続的には使用していないので本当に色揚げ効果があるのかは分かりませんが、ネット上では色が綺麗になったという報告もチラホラあります。

やっぱり値段は高い

ここまで色々と良い点を書いてきましたが、それに見合うだけの値段はします。310gだと1500円くらいしますね。これは亀のエサとしてはかなり高いといって良いと思います。偏食傾向が強くこれしか食べないというのであれば仕方ないですが、そうでないのなら私はコスト的にもこのエサを主食にはしたくないです…。

こんな使い方がおすすめ!

他のエサを主食としながら、時々与える栄養補助食としての使い方をおすすめします。コストが高いこともありますが、栄養成分的にも動物質によっているので主食にするとあまりバランスが良くないかもしれません。また、このエサばかりを与えていると他のエサを食べなくなってしまう場合があるので、そういった意味でもメインのエサにするのは私は少しためらってしまいます。個人的にはたまに与えるおやつのような感覚でいいと思います

今回は亀のプレミアムフード、嗜好性が高いテトラ レプトミン スーパーについて分析してみました。お役に立ったでしょうか? 色々調べてみてなかなか贅沢なエサだと思いました。個人的には色揚げ効果がどの程度あるのかというのが気になります。日常的にレプトミンスーパーを与えている方がいたらぜひその点を教えていただきたいです!

コメント

  1. koi より:

    こんばんは。^^

    レプトミンスーパー懐かしいですね。

    かなり昔から販売されている餌だと記憶しておりますが、喰い付きが我が家の個体はすごく悪かったように思います。

    今はいろいろ販売されていますが、正直適切に日光が当たる環境だと鯉の餌で十分な気がします。

    ちょっと贅沢をさせてあげる管理人さんの心遣いが良いですね。^^bエビちゃんなども与えてあげるとかなり興奮しているんですけど・・・。^^

    • K-ki より:

      koiさん、こんばんは。

      レプトミンスーパーは基本的に食いつきが良い気がしますが、そこまで隙って感じではない個体もいますね。食べないわけではないですが。

      鯉の餌もカメのエサも成分はほとんど同じらしいですね。私は使ったことが無いですがそのうち試してみるつもりです。

      以前は水槽におやつも兼ねてエビを混泳させていたんですが、ある日急に食べつくされてしまいました。美味しいことに気づいたんですかねー。